幸福度を下げないように(おれの場合
年が変わってすでに1/10以上過ぎました。
「しなくちゃいけないモノゴト」が目の前にたくさん並んだけれど、どこからどう手を付ければいいのかぐちゃぐちゃで、結局そのまんまになっていて実践が進まない…。そんな感覚があります。
こういう感覚が続くと、幸福度が下がるんだよね、おれの場合。
焦ってもしょうがないけれど、なんかの形でアウトプットをしていないと、なんだか落ち着かない。そして考え過ぎは性に合わない…。そんな感じ。
こういうときの対処法は、おれの場合は手を動かすこと。
ここに、去年あるインタビューを受ける前に「頭の整理に」と、書き残したメモがある。
よし。今日はそれを上書きしてみようじゃないか。
−− どんなビジョンをお持ちですか?
みんなが自由で、自分自身でいれる社会にしたいです。
納得したフリをしなきゃいけないと思い込ませたり、思い込ませられたりすることを無くしたい。そして「諦め」が行動のドライバーであることを最小限化し、どんどん好奇心を発揮することが推奨される世の中にしたい。
−− そのビジョンを具現化するために、どんな時間軸で活動計画していますか?
時間軸での計画は建てないことにしています。おれは案外と計画に引きずられ過ぎるところがあって、アドバンテージよりディスアドバンテージの方が大きくなりがちだから。
目を大きく見開いて、耳をすませて、欲しいものを欲しいと大きな声で、でもうるさくないように言い続けるのみ。
−− ビジョン具現化のために、現在どのような活動指針でどのような活動をしていますか?
#混ぜなきゃ危険 というキーワードで好奇心をくすぐりたくて、スキをみては発信してる。
人それぞれ、誰もが自分なりの事情があってそれに伴う感じ方を持っているのに、どんどんそうしたいろいろな考え方が混ざらない社会になっていますよね。まるで唯一無二の真実だか正解だかが社会にあるとでも思わされているみたい。
少しでも違うものに触れて楽しんでもらう機会を増やしたい!
−− そもそも、その夢やビジョンを持ったきっかけは何ですか?そこには、どのような発見や出会いがあったのですか?
みんなが選ばなさそうな方向を意識的に選んでみると、見たことない景色に出会うことがたくさんあって。普段、意識しないでいると、自分がいかに狭い範囲しか見聞きできていないかを感じさせられた。その狭さって物理的な距離でもあるし、心理的な距離でもある。
例えば、昔1年暮らしたニュージーランドやカナダで出会った人たちは、おれとは全然異なる感性やロジックで暮らしていた。同じように、最近ではデンマークの人たちとやりとりすることが多くて、彼らの物質性と精神性のバランスにとても大きな影響を受けた。
好奇心を持っていろんな場に混ざりあいにいくことで、みんながどんどんおれの世界を広げてくれるんです。
−− その発見や出会いの背景に何があったのでしょう?
ただただ、自由でいたかったし、しあわせになりたかっただけかなぁ。
誰もが自由を手にしやすい社会なら、自分も自由を手にしやすい。
誰もがしあわせに暮らしやすい社会なら、自分もしあわせに暮らしやすい。
−− みんなにエールを。
自分にとってちょうどいい自由も、ちょうどいいしあわせも、自分にしか分からない。誰かの自由や誰かのしあわせを参考にするのはほどほどに。
好奇心を奪われないように。自分への興味を失わないように。どんどんいろいろ試してみればいいんじゃないかな?
Happy Collaboration!