Collaboration Energizer | #混ぜなきゃ危険 | 八木橋パチ

コラボレーション・エナジャイザーとは、コラボレーションの場を作り、場のエネルギーを高め、何かが生みだされることを支援する人

ぱちはらダイアログ16〜20

ここんとこハイピッチで「ぱちはらダイアログ」やってたら、なんと年内にトータル20回に!
「100回まではやろうぜ」なんて2人で言ってたんだけど、このペースで行くとあっという間に100回到達しそう!?

今回は16回から昨日の20回までを振り返ってみます。

■ 民主主義とデモクラシー | ぱちはらダイアログ16(201128)


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ゲスト: なし

デモクラシーフェス2020というすばらしいイベントに賛同して「勝手」企画として急遽開催した第16回は、ゲストなしでこれまでを振り返りつつ、「民主主義とデモクラシー」について。

タイトルは「民主主義とデモクラシーって、日本語か英語かの違いでしかないじゃん!?」と思ってもらいたくて付けました。

辞書的に言えばそうかもしれないけど、実際は結構違うところあるよねぇ、例えば…なんて話をしています。

■ 民主主義とVisual Thinking Strategy (VTS) | ぱちはらダイアログ17(201211)


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ゲスト: みゆうさん

ゲストのみゆうさんは、11月の北海道東川町での「週末フォルケ」で仲間になった大学生です(週末フォルケについて、詳しくはこちらの「民主主義は雑談に支えられている(冬のフォルケ総括その2)」 にて)。

視覚的センスの鋭いみゆうさんに教えてもらったのが「VTS」。対話型美術鑑賞ワークショップというのが一般的な日本語訳になるようです。

個人的には「ストラテジー」っていう単語が日本人的には馴染みづらいというか、誤解を生みやすいなぁと思ってます。どうしても「戦略」ってイメージが強い単語なので。

でも、もっとシンプルに「方法」とか「手順」って意味でも使われるんですよね。VTSはそっちの意味合いが強く「絵画などのビジュアルアートから自由にものやメッセージを見出し、会話を通じて認知を広げていく方法」とおれは認識しています。


ポイントは、「認知」は主観によるものなので、だれも正しいとか間違っているとかを決められないこと。つまり多様性を認め楽しむのに非常に適したトレーニングだって言えるんじゃないかな。

トークの後半では、みゆうさんが作成した「週末フォルケ」の振り返りアウトプットをベースに話をしてもらってます。

■ 民主主義とチームワーク | ぱちはらダイアログ18(201218)


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ゲスト: 池田朋弘さん

テーマは「民主主義とチームワーク」ですが、裏テーマ(?)は「民主主義とマンション管理」でした?!

いやぁ、最初はどんな話に展開していくのやら…と思いながらやってましたが、話していくうちにどんどん民主主義のコアなところに近づいていったような気がしています。改めて、民主主義は政治の話(だけ)ではなく、生活やコミュニティーに直結した話だなぁと。

ところで、池田さんと最初にお話をしたのはたしか半年くらい前。結局「ジェレミー・リフキンの第3次産業革命」に関するオンラインセミナーを一緒にやったのですが、そもそもは「パチさん、オンライン・コラボレーションに関してセミナーで話しませんか?」ってお誘いをいただいたのが最初の出会いでした。

おれは職場あるいは業務におけるオンライン・コラボレーションに関する実践や研究から離れて2年近く経っているので断ったんだけど、このダイアログの中でも何度か話題になっている池田さんの著書『テレワーク環境でも成果を出す チームコミュニケーションの教科書』を読んで、その頃のことがいろいろ頭に浮かびました。

「経営者」「営業マネージャー」「マーケティングマネージャー」など、さまざまな立場でチームコミュニケーションを考え取り組んできた池田さんの経験がベースとなっているので、裏付けを感じられるし実践的な本です。

チームリーダーやマネージャーなど「チームコミュニケーションをリードしなければならない」という立場の方や「漏れなく一通りすべてをきちんと把握しておきたい」という人には強くオススメします。本の紹介はご本人のnoteで!

■ 民主主義とキャリア | ぱちはらダイアログ19(201219)


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ゲスト: たか&ゆっけ

第17回のみゆうさんに続き、東川町の週末フォルケで仲間になったたかとゆっけにご登場いただきました。

たかは一見「普通の好青年」ですが、かなりこんがらがったというかよじれた10代を過ごしていたようです。おれは東川町での2日目にちょこっとだけその片鱗を耳にしました。

きっと、公にはできないようなことも結構あったんじゃないか…? という気がしています。今度、酒でも飲みながらまたじっくりそんな話を聞いてみようっと。

ゆっけは今回、とても重要な役割を果たしてくれました。それは、おれたちをどやしつけてくれたこと。

ぱちはらダイアログの元々のコンセプトは、おれたちが頭でっかちに凝り固まってしまわないように、自分たちとは違う世界を知っていたり見聞きしたりしている人たちに教えを請い、なんならダメ出しをしてもらうこと。そのコンセプトを思い出させてくれました。

それから「プロボノだからこそサステナブルに続けられる」って話、今度もっと深掘りしてみたいなぁ。

■ 民主主義とジャーナリズム | ぱちはらダイアログ20(201226)


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ゲスト: ニールセン北村朋子さん

19回目を終えたときに「次は来年かな?」なんて思ったんだけど、「せっかくキリの良い数字だし年内にもう1回やりたいね。やるなら記念にふさわしいゲストを呼びたいよね」なんて話してニールセン朋子さんに予定を聞いたら「ぜひ!」と言っていただけました。

2001年からデンマークのロラン島に暮らす朋子さんは、おれを最初にデンマーク文化の入り口に立たせてくれた人で、今も日常的に気づきを与えてくれる人。そんな朋子さんとのダイアログテーマは「ジャーナリズム」にしました。

冒頭、原さんにいきなり「パチはジャーナリズムとどんな関係?」と振られてちょっとうまく説明できなかったんだけど、おれも結構ジャーナリズムにはあまり自覚ないままに恋い焦がれていたんだな…。

今年の最初に書いた文章を読んだら、改めてそう思ったよ。
ジャーナリズムとアクティビズム

pachi.hatenablog.com

いつか、ちゃんとジャーナリズムを学ぼうっと。


ゲストとしてご登場いただいた皆さま、ありがとうございました。
また雑談しようね!!

Happy Collaboration!