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2015年、会話が弾んだ本ベストイレブン(4-2-3-1)

年末が近くなると良く目にする「その年読んだ本を振り返る」的なエントリーです。

 

今年これまでに読んだ89冊の本の中で、「本との会話が弾んだ本()」を、11冊紹介しようと思います。4-2-3-1

 

「本との会話って何それ?」と思われた方はぜひ、2013年の読書ブログを読んでみてください。それから同様のエントリーも併せて紹介します。

 

 

あくまでも、私が2015年に読んだ本であって、出版年はバラバラです。

ただ羅列するだけじゃ面白くないのでサッカーのポジションをイメージして背番号をつけてみました。フォーメーションは4-2-3-1です。

 

1. インターネット的 | 糸井 重里

これまでに断片的にいろんな人から聞いていた「銀と毛」の話とか、いろいろなエピソードを改めて読みなおせたのも楽しかった「予言の書」。

 

2. 「期待」の科学 -- 悪い予感はなぜ当たるのか | クリス・バーディック

実はどんなものでも価値を決めるのは、ある程度以上、他人である。 私たちは生まれつき、皆が欲しがりそうだと思うものを欲しがるようにできている。

 

3. 異文化理解力 -- 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養 | エリン・メイヤー

ステレオタイプはとても危険だし厄介なもので、文化理解においては良い面よりも悪い面のほうが多いだろう」という認識を持っている俺のような人こそ読むべき一冊。

 

4. わかりあえないことから -- コミュニケーション能力とは何か | 平田 オリザ

韓国には日本と同様に靴を脱ぐ文化があるが、脱いだ靴を外に向けて揃えると「そんなに早く帰りたいのか!」と相手に思わせてらしい…。

 

5. 生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由(わけ)がある | 岡檀

自分の暮らすコミュニティ内でもしもひとつの人間関係がこわれたとしても、別の関係が変わらず生きていけるという確信があれば、その者の気持ちはどれだけ軽くなることか。

 

6. 孤独と不安のレッスン | 鴻上 尚史 俺はこの本に書かれている「本当の孤独」を見つめたことがあるのだろうか…。まだ怖くて怯えて、カラ笑いやカラ元気やカラ威張りに逃げているんだろうな。 7. How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) -- 私たちの働き方とマネジメント | エリック・シュミット & ジョナサン・ローゼンバーグ

正しい意思決定のあり方を考える上でまず理解すべきは、正しい選択をすることだけに集中していてはいけない、ということだ。判断に到達するプロセス、タイミング、そして決断を実行に移す方法も、判断の内容そのものと同じくらい重要なのだ。

 

8. リスクに背を向ける日本人 | 山岸俊男、メアリー・C・ブリントン

生き方と社会のあり方というのはやっぱり切り離せなくて、嫌われたっていいじゃないかと思えるためには、ほんとうに嫌われても困らないような環境が必要。

 

9. チームの力 -- 構造構成主義による"新"組織論 | 西條 剛央

サザエさん』のカツオみたいに余計な雑念がホワンホワンホワワワ~ン……と出てきたなと思ったら、 すぐさま、サッと「頭を振る」んです。

 

10. 投資は「きれいごと」で成功する -- 「あたたかい金融」で日本一をとった鎌倉投信の非常識な投資のルール | 新井 和宏 読み終わり、なにはさておき鎌倉投信のファンド「結い2101」の説明会への参加を申し込みました。  

11. 「昔はよかった」病 | パオロ・マッツァリーノ

流入民が多く、住民の入れ替わりが非常に激しい匿名性の高い町(…)近所づきあいはほとんどなく、長屋のとなりの部屋に住んでるヤツとは口をきいたこともない、なんてことも珍しくなかったのが江戸の町の真実。

happy surrender

 

誰か1人でも、このブログ記事をきっかけにこの中の本を手に取ってくれたら嬉しいな。

Happy Collaboration!