2021-01-01から1年間の記事一覧
2021年に読んだ本は90冊でした。ここ数年、四捨五入すると90冊台で一定していますね。 来年は100冊は読みたいなー。って、これも毎年言ってる気がする。もちろん、冊数が大事ってことじゃないのはわかっているけれど、それにしてもこれでは「出会い」の確率…
『非認知能力: 概念・測定と教育の可能性』(小塩真司 著)の中に「好奇心 -- 新たな知識や経験を探究する原動力」という章(著者 西川一二 京都大学大学院教育学研究科 研究員)があり、好奇心関するこれまでの研究が端的にまとめられていました。 非認知能…
12/20追加: ニールセン朋子さんと12/29に無料イベントをやります! Democracy for Good ~デンマークと日本 2021年の民主主義を振り返ろう~http://democracy-2021.peatix.com/ --- 「たのもー!」 その道場は横浜にある。ただ、どうやらその夜は、昨今の情勢…
民主主義ゆるユニット「ぱちはら」による雑談番組「ぱちはらダイアログ」。今回は36〜40回の放送を振り返ってみます。 まずは、番組始まって以来の大ハプニングが起こったvol.36から ぱちはらダイアログ vol.36 「民主主義と地方政治」ゲスト: 群馬県議会議…
翻訳者の1人、今井さんから献本いただきました。ありがとうございます! 「わかりあえない」を越える――目の前のつながりから、共に未来をつくるコミュニケーション・NVC ここ数年、各所でいろんな文脈から話題になっている「NVC」(Nonviolent Communication…
ひと月ほど前に『好奇心でズレを調整する | #好奇心 について調べてみた』を書きましたが、相変わらず「好奇心」について、アカデミアでの調査をゆっくりながら読んだり調べたりしています。 今日はメモ代わりに、昨日読んだ論文『好奇心の個人差と精神的健…
WORK MILLに「八木橋パチの #混ぜなきゃ危険」というエッセイを書いています。5月からスタートして半年で9回なので月に1.5本ペースですね。 どんな内容だったか、書き終えると自分でもちょっと忘れてしまうところもあったりするので、改めてここ3回分を振り…
「集団行動が苦手」という人は少なくないだろう。 「集団って一体何人以上?」とか、そういう細かいところはともかく、程度の差を別にすれば「集団に自分をフィットさせるのが苦痛だ」とか「どうしても居心地の悪さがいつまでも残る」という人はむしろ多数派…
民主主義とか自由とか民主化とか選挙とかしあわせとか。それらがどう関係してどうぐるりと回っているのかを、簡単に書いてみました。 言葉が足りな過ぎだったり、練られていなさ過ぎだったりしていると思います。 ぜひ、つながりの強さが理解できないところ…
先日、最近仲良くなった友人に、「パチさんって好奇心が強い人ですよね。すごくいいことだと思います」と言われました。 「うん。自分でも強いと思うよ」と応えつつも、「はたしておれが"好奇心"だと思っているものは、本当に好奇心なのだろうか? ひょっとし…
デモクラシーフェスティバルってご存知ですか? 日本では去年2020年にスタートしたばかりの「新参フェス」ですが、スウェーデンを発祥の地として「誰もが気軽に参加できて、自分の声を発することができるイベント」として、民主主義先進国がずらりと並ぶ北欧…
竹下 隆一郎さんの書かれた『SDGsがひらくビジネス新時代』を読みました。 SDGsがひらくビジネス新時代 (ちくま新書) 作者:竹下隆一郎 筑摩書房 Amazon お名前はずいぶん昔から知っているし、オンラインでは文章も読んだことがあったと思うんだけど、ま…
先週の土曜日(9月18日)、未来デザインフェスが開催されました。 ほぼ丸1日を使った学生向けのオンラインイベントだったのですが、最後のKeynoteセッションであるBespokeの「北欧のデザインとFutures Design」には100人近くの方たちにご参加いただき、デン…
5月からWORK MILLにエッセイを書かせてもらっています。 (なお、前に一度ブログでこのことを紹介したときは「コラムを書いています」と書いたんですが、「コラムかエッセイか、どちらだろう?」とちょっと考えてみたら、これはエッセイだなって思いました。…
このたび、「管感研究」というものの映えある「人間モルモット第2号」にご指名いただきましたww (なお、「管感研究」とは、「体験で練られた管(人間)」がどんなものかを、参加者からのあれやこれやの質問を通じて探求していくことだそうです。) おれが…
「SDGsがエスディージーエスじゃなくてエスディージーズと読むことは知っているし、それが国連が決めた世界的な取り組みで、2030年までに達成しようという17の目標からなることも知っている。でもザッツオール。これ以上はよく知らない…。」 そんな平均的・…
『がさつと立ちション』 -- なにこの嫌なタイトル? 不快なもの2つも並べちゃってヤな感じ!! って思いました? おれは思いました。 でも、ちょっと意外だったのは、組み合わせによっては不快なものも、1つよりむしろ2つある方が和らぐところあるのかも? とも感…
民主主義についてあれこれおしゃべりする放送「ぱちはらダイアログ」。31〜35回を振り返ってみます。 ぱちはらダイアログ vol.31「民主主義と気候危機」ゲスト:堀井祥子さん www.youtube.com 堀井さんはちょっと前にオンラインイベントでご一緒させていただ…
■ 学生 | 社会の不条理について考えたり行動したりできる<こちら側> ■ 社会人 | 社会の不条理をそれはそれとして受け入れて働く<あちら側> おれは60年代の学生運動を直接知っている世代ではないけれど、なんとなくその頃から、学生と社会人には上に書いたよ…
5月から、オカムラの<「はたらく」の新しい価値を挽きだすWEBマガジン>WORK MILLにコラム 八木橋パチの #混ぜなきゃ危険 を連載させてもらっています。 きっかけは、10年以上書き続けてきたIBMのブログプラットフォームを突然廃止され、「どこかオフィシャル…
<読む・知る・変わる。人と社会をつなげる読み物メディア>biblione(ビブリオン)に、今年3月から『人が「良く生きる」ためのテクノロジーを | (行き過ぎた資本主義のど真ん中から)』というシリーズを連載しています。 そして先日、第6回の記事「ブロック…
こないだの5月30日(ごみゼロの日)に、民主主義についてあれこれおしゃべりする放送「ぱちはらダイアログ」は記念すべき30回を迎えました! 継続は力なり。きっと。 それでは26〜30回を振り返ってみます。 ■ 民主主義と地方議会 | ぱちはらダイアログ26(210…
昨日までの7日間、ビッグイシュー406号の特集『コロナ禍で考えた“民主主義”』に掲載されている7つの寄稿を毎日1本取り上げるnoteを書いていました。 さっき、一通り自分が書いたものを読み返してみたんだけど…なかなか言いたいポイントが分かりにくいものも…
Compath Dialogue BOOKを読んでいたら、こんな一文が目に飛び込んできた。 <協調的幸福度モデルが高い場合、自分を優先して他の人に迷惑をかけることは逆に幸福度を下げる可能性がある。> my.ebook5.net ちょうど昨夜参加していたオンライン勉強会のことが脳…
今晩、チョー久しぶりにEGMフォーラムが開催されます。 今回のテーマは「最近のマイソーシャル」ということで、<<1人1枚チャートを用意せよ!!>>という宿題が出されたので作ってみました。 (なお、事実上コミュニティーとしての活動はほぼほぼ停止しています…
<読む・知る・変わる。人と社会をつなげる読み物メディア>biblione(ビブリオン)に、今年3月から『人が「良く生きる」ためのテクノロジーを | (行き過ぎた資本主義のど真ん中から)』というシリーズを連載(寄稿)させていただいています。 これまで、すで…
『僕が跳びはねる理由』(監督: ジェリー・ロスウェル)という映画を観てきました(コロナ後、初めての映画館でした)。 客席は1割も埋まっていなかったかな? 上映開始後2日目の土曜日でこの「入り」だったので、先行きはちょっと怪しいかも? 早めに観ておか…
「大企業に残っている希少なダイナモ人の1人であるパチさんへ」という言葉と共に、著者(知識創造プリンシプルコンソーシアム)陣のお一人である荻原さんから献本いただきました。 照れくさいけど嬉しいな! …しかし、読み進めていくうちに段々と「いや、おれは…
2020年3月19日の第一回から今週で1年が経ちました。そして「ぱちはらダイアログ」はその間に25回の開催。(ちなみに26回目は3月25日(木)の夜21時からの予定です。文京区議会議員の海津敦子さんをゲストに「民主主義 x 地方議会」で。) それでは21〜25回を振…
佐久間 裕美子さんの『Weの市民革命』をようやく読んだ。 数カ月前に書店で手に取り、いきなり冒頭にギル・スコット・ヘロンの『Revolution Will Not Be Televised』のことが書かれていて、なんとなく「ああ、この人とは気が合うかもしれない」と勝手に親近…