Collaboration Energizer | #混ぜなきゃ危険 | 八木橋パチ

コラボレーション・エナジャイザーとは、コラボレーションの場を作り、場のエネルギーを高め、何かが生みだされることを支援する人

2022-01-01から1年間の記事一覧

2022年読書棚卸し

今年はこれまでに92冊の本を読みました。冊数的には例年通り(去年より微増ですが、誤差の範囲)ですね。 本はおれにとっては特別な存在。他メディアに対するものとは違う、特別な愛があります。だってこんなにも間口が広くって、情報が凝縮されていて、そし…

超私的『ソーシャルコミュニティが社会を創る』読書メモ

やれやれ。でも他ならぬ田口さんの…あれ? 昔話 | おれと田口さんのこと 本文からの引用(と蛇足) ■ よく聞く言葉「コミュニティ作りは儲かるのか?」 ■ 物理的な場がある意味と、それがもたらす価値(ストックとインターフェース) ■ 社会性を伴う利己(利他…

『〈叱る依存〉がとまらない』読書メモ

著者の村中直人氏はNeurodiversity at Workの代表取締役で、[一社]人子ども・青少年育成支援協会の代表理事です。そして臨床心理士・公認心理師であり、元スクールカウンセラーとして教育現場にいらしたそうです。 と、肩書き的なものを並べましたが、おれに…

ぱちはらダイアログ51〜55

ぱちはらダイアログも昨夜で55回。最近5回にご登場いただいたゲストの顔ぶれはこちらです。 皆さまありがとうございます! 熊谷文音さん(日本IBM)山田雄介さん(WORK MILL編集長) 能條桃子さん(NO YOUTH NO JAPAN 代表理事)原田竜馬さん(世田谷区議会議…

飯能で日本の森の未来を考えてみた。が…

数年ぶりに埼玉県の飯能の森に行ってきました(10月8日(土)~9日(日))。 森林浴ガイドをしてもらったり、西川材から箸を作ってみたり、温泉に浸かったり、鐘をついたり、固定種から作られた野菜たっぷりのごはんを食べたり…と、五感をしっかり使って森を感…

iPhone14 Proを買うときに自分に起こったこと

「それはあなたが高いものを買うのに慣れていないだけでしょう」って声も頭の中で聞こえてはいるんだけど、iPhone14 Proを買うときに自分に起こったことが割と興味深かったのでメモしておきたい。なんだか、いろいろ自分ごとになった感。 これは本題ではない…

アメリカン・ユートピアとシナプス可塑性 — We ALL need Reasons to be Cheerful.

「この映画なんか話題になってたのは覚えている。そして今、なんだかいつも観るようなのとは違う映画が観たい気分…。まあ、とりあえずオープニングだけでも見てみるか」とスタートして5分。「やっぱ違うの観ようかな? でもまあもう少し」と続けた。ナイスお…

ラクダはどこからやってきたのか。ひつじとヤギの上前歯はどこに行ったのか。

昨夜は、友と美味しいハラル飯。今朝はその残りものを。(テキトー仮説の答えを確認 Q: なぜ人間だけが乳歯を持っているのか? Q: ひつじとヤギの上前歯はどうしてないのか? Q: ラクダはどこからやってきたのか? Q: なぜ人間だけが乳歯を持っているのか? 仮: …

自然じゃなくて、いぶきやゆらぎだった。

自然が好きだと思っていたけど、違った。 最近、友人たちに続けざまにこの話をしていて、昨日もすごく恋しい気持ちが募ったので書いておく。 おれは自然が好きだと思っていたけど、違った。川っぺりを散歩していぶきだったりゆらぎだったりを感じるのが大好…

コミュニティと #混ぜなきゃ危険

かなり久しぶりにコミュニティについて語る、いや語り合う機会をいただきまして、今日はこれから「コミュニティと #混ぜなきゃ危険」というタイトルで45分ほどのセッションをやらせていただくことになりました。 …実はおれ、コミュニティに対して複雑な思い…

死と暴力と宗教と政党歴史(ぱちはらダイアログ#51「民主主義と日本」前の覚え書き)

もやもやとした気持ちにはなるが、〈どうだったか〉よりも〈どう語られるか〉のほうが強力なのは、言葉のプロのはしくれとして知っているつもりだ。社会はそうやって作られていく。 そして〈どう語られるか〉以上に自分自身に大きく作用するのが、〈どう語る…

不機嫌の考察

「不機嫌であること」と「不機嫌を表すこと」はまったく異なることである。 自分が不機嫌であることを他者に提示するのは、多くの場合「甘え」である。 甘えを表せる相手は貴重であり、大切にせねばならない。 「不機嫌であること」と「不機嫌を表すこと」は…

ウェルビーイングとジャーナリズムとLGBTQアライ | #混ぜなきゃ危険 @WORK MILLのふり返り

WORK MILLでの連載も15回目を超えました。読んでいただいている方、ありがとうございます。まだ読んだことない方やしばらくご無沙汰な方、直近の3つを振り返ってみますので興味を惹かれるものがあったらぜひ試しに読んでみてください。 私のウェルビーイング…

SDGs’ Dos おれ版

前に「Dosの解説はまた今度!」と書きました。 今回はその解説を。 9. 健康と幸せを最優先する 8. 人間らしさを忘れない 5. SDGsの17(169)の中で興味があるものを見つける 6. SDGsの17(169)のどれかにパーソナル・コミットする 7. コミット内容を周囲に伝…

ぱちはらダイアログ46〜50

ちょっとここ半年ほど開催ペースが落ちていますが、まだまだ続きますよぱちはらダイアログ! というわけで、七夕の夜に第50回を開催しました。そしてまず、ここ最近の5回にゲストとしてきていただいた皆さま、ありがとうございました! 岡安夏来さん伊藤真愛美…

人的負債と印象操作(『心理的安全性とアジャイル』読書メモ)

『恐れのない組織』で「心理的安全性」という言葉と概念を広く世に知らしめしたエイミー・C・エドモントン氏が序文を書いている本ということで『心理的安全性とアジャイル 「人間中心」を貫きパフォーマンスを最大化するデジタル時代のチームマネジメント』…

SDGsアップデート

■ はじめに ■(いまさらかも? でも)SDGsのここは知っておきましょう Q: SDGsって誰が作ったの? Q: SDGsの現時点までの経過はどうなっているの? Q: SDGsをしっかり推進できている企業って日本にもあるの? ■ IBMのESGレポート、けっこういいんじゃないかと思…

センシングとインサイト | フューチャーズ・デザイン with Bespoke

僕たちがスキャンカードをまとめあげるときには、「論理的」と「直感的」 という異なる2つのマインドセットを同時に用います。 論理的マインドセットは、機械的であり、ロジカルに特徴や違いによりグルーピングしていきます 直感的マインドセットは、より本…

スキャンカードとセンシング | フューチャーズ・デザイン with Bespoke

今回はフューチャーズデザインで用いるスキャンカードについて、それから、シグナルの集合体から意味を感知するセンス(Sense)について説明します。 スキャンカードとは、シグナルのフォーマットであり、それぞれのリサーチ結果を集め、保存し、同じフォー…

シグナルのスキャンとリサーチ | フューチャーズ・デザイン with Bespoke

ここでは、Searchフェーズの中核となる、シグナルのスキャンについて説明します。 スキャンはトピックに関係する変化のシグナルを探すものです。僕らのスキャニング方法は、広く包括的な「水平線型スキャニング」というテクニックで、戦略的未来洞察に用いら…

シチュエート(Situate)とスコープホイール | フューチャーズ・デザイン with Bespoke

ここでは、シグナルのスキャンの前に、最初に行うべきシチュエート(Situate)について説明します。 シグナルのスキャンを行う前に、シチュエートフェーズで活動の対象と活動フィールドを定義し、自分たちの立ち位置を把握してリサーチの範囲を決めます。 未…

ポリマスとトレンド | フューチャーズ・デザイン with Bespoke

私たちは現代のポリマス(Polymath: 博学者)になるべきです。 ポリマスとは、博学者で知識の統合者です。世界には潤沢な知識やノウハウが存在していますが、それらをどのように適切に扱い、どのように掛け合わせればいいのかは分かっていません。 レオナル…

デザイン思考と戦略的未来洞察 | フューチャーズ・デザイン with Bespoke

これが僕たちBespokeが何年もの経験を通じて作り出し、使用しているフレームワークです。 4つのフェーズから成りたっています。プロジェクトによってはその組み合わせを変更することもあります。

原則と中心的スキル | フューチャーズ・デザイン with Bespoke

フューチャーズデザインとは、未来を見つめ、そこから現在の戦略を作り上げて未来へのシナリオ開発に用い、行動につなげていくことです。 僕らビスポークは、未来を予測することはできないと考えています。ですから僕らのビジネスも、未来予測ではありません…

パチの「Hogan Personality Inventory (HPI: ブライトサイド)」分析 | ホーガンアセスメント

その人の通常状態における「ブライトサイド」を説明するのがHPI エグゼクティブサマリー | 「パチあるある」のA面とB面 ブライトサイド主要7スケールのスコア 4つのスケールをピックアップ 86 好奇心 | 経験や考え方に対する好奇心、創造性、寛容さを予測し…

パチの「インサイド(ドライバー/MPVI)」分析 | ホーガンアセスメント

大嫌いだった「本当のおれ」を人に知られるってこと MVPIのスケールと、その高低が表す傾向 パチの(インサイド) ドライバー | …快楽志向、審美性、認知要求 … 友好性、営利志向、安全欲求… ライフスタイル、信念、職業的嗜好、嫌悪、好ましい相手 認知欲求…

パチの「ディレイラー」分析 | ホーガンアセスメント

Hogan Assessments(ホーガンアセスメント)とは ディレイラー項目一覧 八木橋パチのディレイラー(ダークサイド)分析結果 顕著なディレイラーの詳細 91 想像を好む 90 無謀な 89 多彩な 14 懐疑的 10 忠実な 4 勤勉な エグゼクティブサマリーからいくつか …

好奇心と余白とアライ | #混ぜなきゃ危険 @WORK MILLのふり返り

最近すっかり連載のペースが落ちちゃっているWORK MILLの「八木橋パチの #混ぜなきゃ危険」。 その理由はシンプルで「なにか意義深いことを書こう」と気負っているからです。なーにカッコつけてんだ。なんぼのもんじゃい。 と言うことで、書き方を忘れかけて…

多様な働き方を日常に ─「おれの WORK GOOD」・八木橋パチ(Collaboration Energizer)

多様な働き方を日常に ─「おれの WORK GOOD」・八木橋パチ 多様な働き方を“日常”に。 自分らしい働き方「WORK GOOD」をつくりだすためのヒントを提供するWebマガジン「WORK MILL」。そこで連載されている「それぞれのWORK GOOD」を見ていたら、自分のそれ…

ぱちはらダイアログ41〜45

まずはここ5回のゲストの皆さまに、大きな感謝を!! 北村ニールセン朋子さん & 我有才怜さん関治之さん柳澤史樹さん & 柳澤円さん上仲俊輔さん別木萌果さん