野鴨の精神とこがも保育園
「96時間にわたる"Client Experience Jam"を通じ、9つのIBM社員の行動規範が作られました。そしてその行動規範に見合う活動をしている社員に、"BlueThx"と呼ばれる感謝状を社内ソーシャル上で送り合えるようになっているんです。」
こんな解説(※)と共に下記の図をお見せするのですが、ここで、かなりの高確率で質問されることがあるんです。それがこれ。
「"野鴨の精神を尊ぶ"ってなんですか?」
※ JamとBlueThxについて『ありがとうカードとコアバリュー(行動規範) : IBMの社内ソーシャル実践事例』という記事でさらに詳しく紹介しています。
たしかに、改めて9つの規範を読み直すと、他の8つがパッと見て何かがわかるのに対し、この「野鴨の精神を尊ぶ」だけは知らない人にとってはなんだかよくわからないものだろうな、と思います。
でもね、この9つの中で私が一番好きなのがこれなんです。
15分弱とちょっと長いのですが、ぜひこちらの動画『Wild Ducks』を観ていただきたいです。
「Wild Ducks(野鴨たち)」は、私たちIBMerのハートにある「困難にたち向かおう」という気概です。
ぬくぬくと飼いならされて安住し、波風を立てることを恐れて仕事をするのではなく、正しいという信念があるなら反対や障害にぶつかっても進んでいく。
その実践が、行動規範として推奨されていることが、私はとっても嬉しいんです。
「慣習を変えようとすれば、抵抗はつきものです。」
「野鴨を飼いならすことはできます。しかし、一度飼いならされた野鴨は、二度と野生には戻れません。」
「Don't be too soft, too heavy.」
動画に出てくる人たちのようなスペシャルなことは自分にはできないかもしれないけど、同じ気概でいることはできます。そしてそんな気概を見せてくれる仲間に、感謝の気持を届けるのも簡単です。
あ、そうそう。
箱崎本社に2011年にできた社員用の保育園が「こがも保育園」なんですが、ちょくちょく名前の由来を聞かれるんですよ。
でも、これで理由が分かりましたよね?
Happy Collaboration!
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