Collaboration Energizer | #混ぜなきゃ危険 | 八木橋パチ

コラボレーション・エナジャイザーとは、コラボレーションの場を作り、場のエネルギーを高め、何かが生みだされることを支援する人

組織

◢◤平成終わるんだ◢◤昭和死ね!!!

ちょっと前に、オンラインの数カ所に<いわゆる「おっさんマインド」が肥大、膠着して周囲に害をもたらすようになったものが「老害」>ってことを書いて、その後に<おれが思うおっさんマインドのリスト>を書き出してみました。 ◇ 組織内においては「見て見ぬ…

SDGsとエナジャイザー - 欲しくて欲しくてたまらないもの

SDGs * に関して意見を求められたり、対話をしたりすることが最近また増えてきました。 * 持続可能な開発目標 / SDGs (Wikipedeia) 一つの理由は、先日SDGsの17の目標が描かれたシールをいただき、その写真をFacebookにアップしたことかもしれません。 (…

オムライスと共同体験

初めてにしては上出来! 先週金曜日、カゴメ株式会社さんのトマトキッチンスタジオで、オムライスとラタトゥイユを作るお料理会に参加させていただきました。 そして「美味しく正しくオムライスを作れました」ということで、オム検3級(オムライス検定3級)に…

日本(人)の労働生産性(3) – 自己開示と自分の時間(提言)

前回、前々回のブログ記事で書いたことを大雑把にまとめてみます。 「日本(人)の生産性が低い」とは、「日本の景気は下がり続けているのに総労働時間は変わっていない」の言い換えに過ぎない。 (『日本(人)の労働生産性(1) – 分母と分子』) 個々のプロセ…

B Corpの社会的インパクト評価 - 「Bインパクト・アセスメント」のサンプル訳

先月書いた、『B Corp調査レポート – B Labが提供しているサービスと「相互依存宣言」』というブログ記事では、世界的に大きな潮流となっている「B Corporation(B Corp)」認定を実施している団体「B Lab」が提供しているサービスの全体的な概要を書きました…

オープン・コラボレーションとクローズ・コラボレーション

企業のコラボレーションにもいろいろあって、1企業内に閉じた「クローズ・コラボレーション」もあれば、「オープン・コラボレーション」と呼ばれる複数の企業やNGO、行政とのコラボレーションをベースにしたものもあります。 さらに「オープン・コラボレーシ…

アジャイルと5匹のサル

先週、3日間+αのアジャイル研修に参加してきました。 「アジャイル」については、その考え方についてはこれまでもいろいろなところで見聞きし、賛同していたものの、なかなか自分自身に対して「これがアジャイルというもので、自分はそれを実践している」と…

星野リゾートのフラットな組織文化(サイボウズカンファレンスより)

昨日は「cybozu.com カンファレンス 2015 変える覚悟、変わる覚悟。」に行き、『【サイボウズ青野が訊く】星野リゾートの組織論』を聞いてきました。 4年前に星野佳路さんの話しを聞いてから(『星野リゾート代表 星野さんの話(Lotusphere Comes to You 201…

Verseとチェンジ・リーダー

ここのところ何人かに続けて聞かれました:「パチさん、最近はIBMで何しているんですか?」 たしかにしばらく、仕事のことをあまり書いていませんでした。 もちろん、社内コラボレーションを活性化する「コラボレーション・エナジャイザー」業をやっています…

『僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと』 - 会社ゲームの勝ち方と敗北道

「まったくその通り!」と「何言ってんのさ…」の比率が8:2、あるいは7:3くらいの本が、私にとって一番役に立つことが書かれている本なんじゃないかと思うんですよ。 「100パー同意します。Well said!」な本は、自分の考えや思いを上手に言語化してくれている…

野鴨の精神とこがも保育園

「96時間にわたる"Client Experience Jam"を通じ、9つのIBM社員の行動規範が作られました。そしてその行動規範に見合う活動をしている社員に、"BlueThx"と呼ばれる感謝状を社内ソーシャル上で送り合えるようになっているんです。」 こんな解説(※)と共に下記…

エンタープライズ・ソーシャルはオンラインの職場

エンタープライズ・ソーシャルに関するディスカッションで、もう何年間も毎回のように聞かれ続けている不動の人気(?)を誇るトピックがあります。 「遊んでばかりの社員が出てきたらどうするんですか?」 「社内ルールとかガイドラインは、どう設定すればいい…

シャーリーン・リーのTED@IBMトーク: デジタル時代のリーダーシップ - コントロールを手放せば

9月にサンフランシスコで行われたTED@IBMの動画がいくつか公開されています。 英語の勉強を兼ねて年末年始にじっくり見てみようと思っていたのですが、最初に観たCharlene Liさん(あの、そうあの『グランズウェル ソーシャルテクノロジーによる企業戦略』の…

『強いチームはオフィスを捨てる』を読みました - テレワークとメキシコの漁師

ものごとが広く受け入れらるようになるまでには、風穴をあけるような言葉や人が反論を巻き起こし、次に現れる中和的というか迎合的なところがあるものが受け入れられていくものなんだろうか。 それはひょっとしたら、最近パタリと耳にしなくなった「ノマド…

『企業はなぜ危機対応に失敗するのか』を読みました - 読書メモ漢字多め

先週一週間、九州旅行に行ってました。旅先で出会ったいろんなおもろいモノについて書きたいいい! と強く思っているのですが、なかなか時間が取れません…。 とは言え、新たにアウトプットしたいこともどんどん増えていってるので、今回は旅行中に読んだ「こ…

コラボレーションと毛繕い

唐突ですが、皆さんは「コラボレーション」という言葉に「個」をイメージしますか? 「組織」をイメージしますか? 世間一般では自発的にコラボレーションが始まるケースが多いですが、企業や学校などの団体内においては、本人の意志にかかわらず「コラボレー…

グループインテリジェンスに関するレポートから

今回は、先日読んでなかなか面白かったExecutive Report『集合知による課題解決のアプローチ ―ソーシャル時代における新たな「知」の効果的な活用とは― 』の中から、興味深いと思った言葉と印象的だった言葉をコラージュして紹介しようと思います。 下記ペー…

社内ソーシャルはトップダウンかボトムアップか

社内ソーシャルの推進にあたり、「トップダウンで進めるが良いのかそれともボトムアップなのか」という議論を、いろいろな企業のいろいろな立場の方たちと毎週させていただいています。 そういった場ではいつもお伝えしていることなのですが、確認してみたら…

Japan Report 日本企業の特徴 - 「つながり」による優位性の構築

以前、『キーワードは「つながり」- 世界のCEO 1,700名への調査から』というコラージュ的なエントリーで、世界64カ国、18業界、1700名強のCEOに実施したインタビュー、アンケートをまとめたレポートを紹介しました。 先日、そのグローバルレポートに続く形で…

『We are IBMers』撮影裏話

動画『We are IBMers』はYoutubeから削除されていました。ただ、記念にこのエントリーはそのままにしておきますね(20210726追記)。 社内ソーシャルについての重要な考察についてブログを書くべきか、はたまたより良い社会の実現に向けて最近考えていること…

社内ソーシャルでオープンな組織を実現する。あるいは、社内ソーシャルのトラブル対応。

「続きを書こうかな」と前回のエントリーで書いたところ、思ったよりたくさんの方から「待ってます」とのお声をいただきました。 ありがとうございます。ああ嬉しい。 ということで、今回は続きを書きます。 でも、5つの順番どおり「IBMでは社内ソーシャル…

キーワードは「つながり」- 世界のCEO 1,700名への調査から

もう読みましたか 『IBM Global CEO Study 2012』?世界64カ国、1,700人を超えるCEOへのインタビューに基づいて作成された、世界最大規模のレポートです。ポジティブであれネガティブであれ、ソーシャル・メディアや企業ソーシャルに興味がある人なら、きっと…

ナレッジマネージメントの「SECIモデル」と社内SNSの「CEPI」モデル

「SECIモデル(SECIプロセス)」って聞いたことありますか? ナレッジマネージメント(Knowledge Management)や社内SNSなどに興味を持っていたり、業務で関連している方はきっと耳にしたことがあるんじゃないかと思います。 以下、Wikipediaより一部引用します。…