Collaboration Energizer | #混ぜなきゃ危険 | 八木橋パチ

コラボレーション・エナジャイザーとは、コラボレーションの場を作り、場のエネルギーを高め、何かが生みだされることを支援する人

与えるためのいいね! と 貰うためのいいね!

Facebookのいいね! には2種類あるってこと、ご存知ですか? (軸の取り方によって4種類にも8種類にもなるけど)一番大きな違いとして、与えるためのいいね! と 貰うためのいいね! があるんです。

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与えるためのいいね! - 個人の発言や発信情報への「いいね!」

あなたの友だちやその友だちが書いた思いや考え、写真や文書、それからWebページや別のWebサービスへのリンクなどといった発信情報への「いいね!」は、その発信者への賛同やエールなどといったポジティブな意思を伝えるものです(例外的な使い方があるのは百も承知してますが、ここでは本質だけをみます)。  

この「いいね!」は、発信者に元気や勇気を与え、楽しさや明るさでポジティブな気持ちにするものです。

発信者に対して与える「いいね!」ですね。

 

貰うためのいいね! - Facebookページへの「いいね!」

団体やブランド、アーティストやキャラクターなどのページに対するいいね!は、継続的にそれらが発信する情報を受け取るためのものです。

「なぜ情報を受け取りたいのか?」-- もちろん、その団体やキャラクターが好きだからという人もいるでしょうが、単にウォッチしておきたいからという人も少なくなさそうです。

この「いいね!」は、お得なキャンペーンやプレゼントに代表されるような、自分が発信者から何かを貰うための「いいね!」と言えるでしょう。

 

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今回、改めて「与えるためのいいね!」と「貰うためのいいね!」が別物だということを書いたのは、別にどちらが良いとか悪いとかを言いたかったからではありません。
両方あってもちろんいいんです。 ただ最近「貰うことばかりに一生懸命な人」が増えているのかなぁ、という気も少ししているのです。ポジティブな「与えるため」のいいね! が減っているのかなぁ…と。

 

発信者への「いいね!」が新たな情報発信(情報流通/拡散)となり、「2人の間のパス交換」がどんどん他の人にも広がり大きなパス交換につながっていく。Facebookで頻繁に起こる光景ですよね。
そしてこれが「ソーシャルな情報発信/交換」の本当の醍醐味だと思います。

 

まあそんなに難しく考える必要はありませんが、少しだけ「受け取る、貰う」だけじゃなくて、「渡す、与える」を意識してみてはいかがでしょう?

今回はFacebookだけに絞って書きましたが、他の多くのソーシャルネットやオンライン・コミュニティーでも基本は同じで、「渡す、与える」が頻繁に起こっている場所ほどステキなことにつながっています。

社内ソーシャルも言わずもがな、ですね。

Happy Collaboration!