Collaboration Energizer | #混ぜなきゃ危険 | 八木橋パチ

コラボレーション・エナジャイザーとは、コラボレーションの場を作り、場のエネルギーを高め、何かが生みだされることを支援する人

トヨタマーケティング 平野さんとスケダチ タカヒロさんの対談を聞いてきました

昨日は宣伝会議さんのイベント「宣伝会議プロモーション&メディアフォーラム 2011」に行ってきました(二日間のイベントの初日です)。
時間があまりなく、午前中の3セッションしか出れなかったのですが、中でも1番興味深かったのが、基調対談(?)のトヨタマーケティングジャパン(株)の平野 義孝 氏と、スケダチ代表の高広 伯彦 氏のセッションでした。



これまでイベント会場などで会話はさせていただいたことは何度かあったのですが、スケダチのタカヒロさんの話しはUSTREAMなどでしか聞いたことがなかったのですが、なるほど話しの突きどころが「さすが」な雰囲気でした。



「…雰囲気って?」ですよね。
でも正直、実際の対談部分に入る前の、お二人のそれぞれの話しがけっこう長くて、じっくりと掘り下げた対談の時間が足りなかったんですよね…。



テーマは「デジタルテクノロジーのプロモーション活用」で、お二人それぞれのお話しも興味深かったのですが、ここでは私の最近の興味に関わる部分だけ、そして、自分が「もっと深く考えようよ、俺!」と感じたことだけを書かせていただきます。

■キャンペーンやプロモーションを、ソーシャルグラフのどこに最初に投下するか、という視点を持って考えるべし。
マーケターはマーケターとだけつながってるわけじゃない。どこに落とせばどこに波及しそうか、直接のターゲット以外ももっと考慮に入れるべし。
■オフィシャルな発表やデータを確認してもらえる場所として、Earned Mediaが活性化すればするほど、公式サイトの重要性も高まる。これはtwitterが活性化すればするほど、ブログの重要性が高まるのと似ている。
Facebookにファンページがあれば公式サイトは不要」ではなく、いかにストレスなく行き来できるかを考えるべきだろう。
なぜなら、お客さまやビジターは、サイトやメディアごとに分けて見ているわけじゃないし、それを期待するのは発信者側の勝手な都合でしかないから。

平野さんが言われていたのですが、結局『お客さまにとって「どうあるのが1番イイのか」をベースに考えるのが本筋』ですよね。
常にそこに立ち返って考えることができないと、何をしても小手先になるんだろうなぁ。と改めて感じました。



本当は上に書いたこと以外にも、いろんな言葉や思いが頭の中を渦巻いているのですが、ちょっとまだ消化しきれていなかったり、別のことに半分くらい脳みそを取られていたりする状態だったりします。
ということで、ひとまず「一時停止」ボタンを押すような意味合いで一度アウトプットさせて頂き、もう少しまとめた形で考えを書かせていただくつもりです。



あ、ところで「マーケティングやプロモーションを担当しているんですか?」と最近何度か聞かれたのですが、私はお客様に直接働きかけるようなマーケティングには携わっておらず、メインの業務は「社内コラボレーションの推進」です。
でも、常々思っているのは、社内であれ社外であれ、ターゲットとなる対象や目標を設定している仕事であれば、多くのケースでマーケティングの観点は欠かせない、少なくともそれを持っているのと持っていないのでは成功の可能性もアプローチの幅も大きく変わるということです。



元々Webマーケティング出身というせいもありますが、自分にとってマーケターの視点は失ってはいけないものだし、もっと磨いていかなければ! なんてことも思ったイベントでした。



Happy Collaboration!

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