『がさつと立ちション』
-- なにこの嫌なタイトル? 不快なもの2つも並べちゃってヤな感じ!! って思いました? おれは思いました。
でも、ちょっと意外だったのは、組み合わせによっては不快なものも、1つよりむしろ2つある方が和らぐところあるのかも? とも感じたところです。
で、これはなんなのかと言うと、最近遭遇することが増えたと感じている2つの事象です。
おれはここ3年ほど、亀戸という東京の東に位置する下町に住んでいます。
イメージできますかね? 超雑な説明をするとオシャレより実用性、バルコニーよりベランダ、カクテルより焼酎梅割り、カジノよりパチンコ屋って感じです。アジア各国をルーツに持つ住民の割合が高く、住人の年齢層は高め、子どもは兄弟多めで平均年収は低めという感じです。雰囲気掴めました? (一応お伝えしておくと、そういう「体温を感じやすい町」であることを評価して引っ越してきました。)
ここ1年ちょっとほど、おれはほとんど毎日のように旧中川という川っぺりをウォーキングして、橋の下に住みついている地域ネコと遊び、その帰りに近所の商店街かスーパーで買い物をして帰ってきます。
…なんか、思ったより周りくどい書き方になってきちゃったので、ここでストレートに<がさつ>の話を書きます。
近所の商店街の八百屋さんが、どこもがさつなんですよ。
特定の八百屋さんの特定の店員さんが、じゃなくて、近所の複数の商店街の複数の八百屋さんががさつなんです。あ、全員じゃないです。どの店にも1人か2人、がさつな人がいるってことです。
…本当なら、何がどんなふうに<がさつさ>を感じさせるかをここで書くんでしょうけど、なかなか難しいので個別の事象は割愛します。簡単に言うと、「気さくさ」と「がさつさ」は似て非なるもので、おれという人間にがさつさを感じる人も少なからずいるのかもしれないなという意識はあります。
でも、そんなおれが、「いや、それはまったく気さくさとは別物でがさつさ以外の何者でもないですから!!」としか呼べないような、そんな行動や発言が目や耳に飛び込んでくるんです。お店にいる時間なんて、たかが知れているのに…。
さらには、そのがさつさが飛び込んでくる機会が、この数カ月で増えている気がしてしょうがありません。暑くてみんなイラついてる? おれが気にしているからそう感じるだけ? …地味に自分のエネルギーを吸い取られる感じでほんっとヤ。
もう一つの<立ちション>。
これはウォーキングしているとき、川っぺりで目にすることがここ1〜2カ月でグッと増えた気がします。
元々、釣りに来ている人は少なくなくて、天気のいい週末の翌日は、ポイ捨てされたゴミが増えることなんかはあったんです。でも、そうじゃなくて、日中に川っぺりを数歩外れただけのところで、立ちションしているおっさんの姿を目にすることが多くなっているんです。う〜ん…。
たしかに、公衆トイレの数は多くありません。そして、川沿いはそれほどたくさんの人が歩いているわけではありません。
でもね、1分歩けば、圧倒的に人目に付きづらく、ほとんど人が通らないような場所もあるんですよね。それなのに、明らかに人目に付くところで<立ちション>している。
これ、なんなのかなぁ。
ひょっとしたら、立ちションしているおっさんたちのどこかに、社会に対してNoという表示を示したいって意識があるのかなぁ…っていうのはおれの考え過ぎですかね、多分そうなんでしょう。
本当は、ここから立ちションする人と社会に対する認識をアップデートしていく方法についてとか、エコーチェンバーと #混ぜなきゃ危険 な話についてとかを書こうかなと思っていたんだけど…。
思ったよりも頭の中を渦巻く要素がまだ収まっていない感じなので、それについてはまた今度。
Happy Collaboration!