Collaboration Energizer | #混ぜなきゃ危険 | 八木橋パチ

コラボレーション・エナジャイザーとは、コラボレーションの場を作り、場のエネルギーを高め、何かが生みだされることを支援する人

WORK MILL #混ぜなきゃ危険 とふり返りのふり返り

5月からWORK MILLにエッセイを書かせてもらっています。

(なお、前に一度ブログでこのことを紹介したときは「コラムを書いています」と書いたんですが、「コラムかエッセイか、どちらだろう?」とちょっと考えてみたら、これはエッセイだなって思いました。理由は…うーん、うまく説明できそうもないや。)

最近書いたの3本について、ちょっとこちらのブログでもまとめておきたくなりました。

というのは、noteに3本それぞれに対する振り返りを書いたから。それを含めてまとめておきたくなったのです。

 

 

workmill.jp 肩書きをつくり名乗るのは未来をデザインすること

 

これは「自分が何者かを決めるのは自分」というのが一番のメッセージです。そして「決めたことを発信していくことで、物事が動き出すことも結構よくあるよ」というのが二番目ですね。

でも、もう一つ自分の中の裏テーマというか、お遊びがあって。

それは「何が嫌いかをはっきりさせておくのも、自分という人間を知ってもらうのには有効。そしてそれは不要なトラブルを招きにくくするんじゃないだろうか」ということです。

本文の中で2箇所、「これが嫌い」と明記しています。探してみてね!!
(「敵が増えるかもしれませんよ。嫌いとまで言い切る必要はないんじゃないですか?」と心配してくれる方もいらっしゃいました。ありがとう!)

 

 

note.com 肩書きづくりと映し鏡っぽさ

 

 たとえわずかな違いでしかなくても、自分に一番しっくりくるやり方を求め、探し、実践していかないと、自分にとっての心地よさを感じられない、あるいは手にできないって人も少なくないんじゃないかなぁって。

おれは昔から「自分らしさ」と「自分だけ」ってものにこだわりが強いタイプだったんだけど、ここ数年はそれに対するアプローチが少し変わってきているのを感じています。

以前は「自分らしさ」、つまりおれの場合は「パチらしさ」というものを「感じてもらえるかどうか」を気にしていてたんだけど、今は「おれが気持ちよく感じられれば、それでもうどこかに<パチらしさ>があるんじゃないかな、きっと」という感じになっています。

だから、後付け的な「らしさ」や、何か意識に引っかかりそうなものを見つけ出そうとしたり組み込もうとしたりしなくなったなぁ。

 

ただ一方で、「それはなんか違う」って感じるものに対しては、意識してそれを表明するようにしています。特に言葉周りにおいては。

今、書いていて思ったけど、これはきっと「らしさを加えていく」のではなく、「らしくなさを除いていく」ってことなんでしょうね。(なんかカッコよくない? ww)

 

 

 

workmill.jp ホフステードに見る「幸福」と「価値観と文化」

文化比較論(比較文化論?)的なことは早めに一度書いておきたいなぁって思っていて

なぜなら今後また取り上げたいと思っているから。だってなんだか、自分(たち)の常識を「正論」とする人が増えているような気がするんだよね…。

ある一部の場所・時間・属性における「一般的なもの」に過ぎないのに、そこに収まらなかったり反するモノゴトを弾劾するような光景を目にする機会、グッと増えていない? 単にそういう場面が表に出てくるようになっただけかなぁ。

 

まあそうは言っても、おれ自身も自分がいろんな国に遊びに行ったりいろんな価値観の人たちとたくさん話すようになるまではそうだったような気もするけどね。

そういう意味においても、言語はもちろん、スポーツとか楽器とか「他者と一緒に何かをする道具」をみんなもっと大切にしたほうがいいんじゃないかなぁ。

 

 

note.com ホフステードとホフステッドとホーステッド

 

8月に『経営戦略としての異文化適応力』の著者の一人である宮林さんに、ぱちはらダイアログに来てもらって「民主主義と異文化適応力(Cultural Intelligence)」ってテーマで話をしました。

www.youtube.com ぱちはらダイアログ vol.34「民主主義と異文化適応力(Cultural Intelligence)」

 

ただ、原稿は実は宮林さんと会話する前には書き終えていて、そのため書いているとき頭に浮かんでいた「ホフステードの6次元モデルって、経営より日常生活や教育にもっともっと活かすべきなのでは?」という気持ちを宮林さんにぶつけてしまいました。

 

 

 

workmill.jp 続・「幸福」と「価値観と文化」

 

大人の留学@デンマークのフォルケホイスコーレさんのnoteが好きでいつも読んでいるんですが、このフォルケの授業の話を読んだときは「なんてステキな取り組みだろう!」と感激しました。

授業で取り上げるのもとてもいいし、何より、大手メディアが国民の価値観に関する投票を実施して、それがいろんなところでディスカッションされるのっていいですよね。

 

ところで、今、これ書いている途中にWORK MILLに、なんだか今回おれが書いたものととっても相性の良さそうな記事があるのを発見しました。
書き終えてから読んでみよっと。

workmill.jp いま再考したい、日本的価値観とは?

 

ちなみに、日本人の価値観に関する調査は、過去30年間「世界価値観調査」の「日本調査」を電通総研が行なっています。

institute.dentsu.com コロナ危機を経て変化した日本の価値観 | 電通総研

 

 

note.com 大事にしたい10の価値観(パチ編)ふり返り | 続・「幸福」と「価値観と文化」

 

河野太郎さんが「日本の礎は皇室と日本語」と数日前に言われたそうですね。「おっ!」と思いましたよ。おれも日本語を「大事にしたい10の価値観 | パチ編」の1位するかどうか、かなり悩んだから。

結局「失いたくなさ」で考えたとき、自然畏怖の方が上だなってなりました。

 

実は10位までの全体を通して、「未来に残したい」というのがおれの中では大きなポイントとなっています。

自然環境破壊が世界中でこれだけ進んでいる中で、日本はスタンスの取り方をちょっと変えれば、世界をリードする環境大国になれるポテンシャルがあると思うんですよね。

ヨーロッパ、とりわけ北欧やオランダ、ドイツなどは強く環境をケアしていると思われてますが、実際はイメージ先行だったり、穴がたくさん空いている感じが強いです。

未来を生きる人のために、自然環境を大事にする価値観をしっかり残して欲しいです。そして今よりも強めて欲しい。

同時に、日本は「人権意識のアップデート」が急務だと思うのですが、その基盤となるのが「5)調和と協調」「6)義理人情」「7)他者への尊敬」かなあと思っています。

単純に「グローバル基準の人権にすればいい」ではなく、日本的な良さが加えられていたらステキだなあと。

 

 

 

さて、次は何をWORK MILLに書こうかなぁ。

大好きなデンマークの話か、あるいはいくつかの海外での体験をピックアップしてみようかな。

Happy Collaboration!