Collaboration Energizer | #混ぜなきゃ危険 | 八木橋パチ

コラボレーション・エナジャイザーとは、コラボレーションの場を作り、場のエネルギーを高め、何かが生みだされることを支援する人

コミュニティと #混ぜなきゃ危険

かなり久しぶりにコミュニティについて語る、いや語り合う機会をいただきまして、今日はこれから「コミュニティと #混ぜなきゃ危険」というタイトルで45分ほどのセッションをやらせていただくことになりました。

 

 

…実はおれ、コミュニティに対して複雑な思いを抱いています…。

社内オンライン・コミュニティのコミュニティ・マネージャーを約10年間IBMでやり、結果、十分な結果を残すことができず、オンライン・コミュニティ事業はIBMからHCL Technologiesという会社に売却されてしまいました。

何を「十分な結果」とするのか、何ができてできなかったのか…この辺りはいろんな見方ができると思うのですが、はっきりしているのは、おれにとっては大きな挫折経験であったといういうことです。

でも同時に、たくさんの大小さまざまな成功体験と失敗、実験と試行錯誤、マクロな視点とボトムアップの取り組みが詰まった10年間であったなぁと思うのです…。

 

で、これから何を語り合いたいかというと「ビジネスにおけるコミュニティーの価値」と「私たちはそれを本当に求めているのだろうか?」ということです。

実際にどんな話になるかは分からないのですが、今後いろいろな方とこうした話をしていきたいので、ここに資料をアップしておきます。気になるものがあればぜひコメントやご連絡をください。

 

自己紹介です。

 

こちらは左がSlideShareです。これまでに公開しているプレゼン資料を見ると、やっぱり多くがコミュニティに関して、とりわけ社内コミュニティだなぁと。

そして右側は、コラボレーション・エナジャイザーとしての現在のIBMでの活動の中心となっている部分です。社内外の人や組織のつながりを、ライター・エディターとして支援しています。


今回、こうした機会をいただいて昔の資料を見直してみたんだけど、上の2015年の資料を作った頃から、基本的な考え方がほとんど変わっていないことを改めて実感しました。

会社はコミュニティーだし、そのコミュニティーを大事なものとして捉えているのであれば、消費者としてだけではなくどうすれば供給者の役割も担えるかを考えた方がよい。

コミュニティー(Community 共同体)とコモンズ(Commons 共有地、共有物)って、両方とも語源は「Communis 贈り物を交換する。義務をともに果たす。」って同じ言葉なんですよね。

 

 

Happy Collaboration!