Collaboration Energizer | #混ぜなきゃ危険 | 八木橋パチ

コラボレーション・エナジャイザーとは、コラボレーションの場を作り、場のエネルギーを高め、何かが生みだされることを支援する人

「IBMの社内ソーシャル事例」に興味有ります?

先週、「EGMフォーラム」というfacebookにも公開されているグループのクローズドの会合で、「IBMの社内ソーシャルへの取組み」というタイトルで1時間ほど事例紹介をさせていただきました。

 

参加メンバーは、ほぼ全員何らかの形で自社の社内ソーシャル・ネットワーク(と言う呼び名より、ここではグループ名どおり"Employee Generated Media"と読んだほうがいいかな?)に関わっていらっしゃる方々なので、非常に活発なディスカッションとなりました。
その際、何人かの方から「多くの方に参考になる点があるんじゃない?」と言っていただけたので、ここで取り組みの一部を紹介したいと思います。

 

当然、企業ごとにそれぞれ事情は違いますし、もちろん社内コラボレーションや社内SNSに求めるものも異なります。
それが意味するところは、企業内での展開や推進に必要なものも企業ごとにやはり異なるということです。

 

それでも、どこかちょっとだけでも社内コラボレーションや社内ソーシャルの推進を担当していたり、そういった分野に興味がある方へのヒントになるところがあるかも? そんな方の役に立てればHappyジャン! ということで、プレゼンテーションの中の1ページを紹介したいと思います。
その前に。
前提として日本IBMの社内ソーシャル・環境を簡単にお伝えしておきます。
  • 全世界で共通の社内SNSツールを使用している ⇒ 複数言語の書き込みが存在
  • 最初から全社員にIDが付与されており、プロフィールページも最初から存在している ⇒ 招待制ではなく、かつ実名制
  • 社内には以前からさまざまなSNSツールがあり、昨年一つのツールに統合された
という状況です。

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これは、ちょうど1年前に日本IBMイントラネット上に公開した「こらぼれ○じゃぱん」という、社内コラボに関するポータルサイトのトップページを紹介したものです。

 

ポイントは
  • 社員に馴染みの深いイントラネット・サイト上でプロモーションする
  • 自分たちに関係のある人、モノ、コトを抜き出して見せることで、「誰かが何かをやっている」のではなく「自分たちのためのもの」と感じてもらう
  • ユーザーの活動が広く伝わるようにすることで、モチベーションの維持をはかる
  • ページの更新頻繁を高め、ユーザーに活発感を感じてもらう
  • ゆるキャラ」や「へたうまバナー」などで、ゆるい発言や活動もWelcomeなことを感じてもらう
といったところです。

 

このポータルサイトを皮切りに、その他にもさまざまな取り組みを進めて来ているのですが、今日のところはここまでとさせていただきます。
そして、反響やリクエストがあるようなら、もう少し詳しい話や別の取り組みについても紹介させていただこうと思います(だって、誰にも求められてない話だったらやっぱりちょっと悲しいし…)。