Collaboration Energizer | #混ぜなきゃ危険 | 八木橋パチ

コラボレーション・エナジャイザーとは、コラボレーションの場を作り、場のエネルギーを高め、何かが生みだされることを支援する人

好奇心と余白とアライ | #混ぜなきゃ危険 @WORK MILLのふり返り

最近すっかり連載のペースが落ちちゃっているWORK MILLの「八木橋パチの #混ぜなきゃ危険」。

その理由はシンプルで「なにか意義深いことを書こう」と気負っているからです。なーにカッコつけてんだ。なんぼのもんじゃい。

 

と言うことで、書き方を忘れかけてきているので、ここ3回の内容を反芻することにしました。

 

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コペンハーゲンでのBespoke(ビスポーク)との出会いについて書いています。

 

そして、彼らの「フューチャーズ・デザイン」の何が他と一線を画しているのか。3つの特徴と代表的な手法について解説しています。

そしてこの3つの特徴を下支えする根幹にあるものが「好奇心」です。


好奇心が下がっている状態で未来デザインを行っても、その未来はペラペラの薄っぺらだったり、誰かの言葉を借りてきただけの張りぼてだったりになりがちです。未来デザインにおいて、何よりも重要なのは好奇心なのです。フューチャーズ・デザイナーは、普段から自分の好奇心をしっかりと発揮し、成長させていくことが大切なのです。

 

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「好奇心 | 珍しいことや未知のことなどに興味や関心を向け、物事を探求しようとする心。知的活動の根源となる感情。」

 

おれの場合、自分の「生き物としてのエネルギー」のバロメーターがこの好奇心です

気力・体力・生命力が落ちているときは、好奇心レベルが下がります。逆に見ると、好奇心レベルが高い時は気力・体力・生命力(の少なくともどれか)がみなぎっているときです。バッテリーはビンビンだぜ。

皆さんはどうですか? 好奇心が満ち溢れていますか? 溢れちゃいないけど、好奇心を十分持ち発揮していますか? 周りはどうですか? 「好奇心の枯渇」を感じませんか? 目につかない??

 

好奇心がムクムクと生まれてこないまま過ごしているのだとしたら、それってゾンビ…はちょっと乱暴過ぎる言い草か、居眠りしながら過ごしているようなものなんじゃないかな。

 

と言うことで、まずは好奇心に対して好奇心を持ってみましょう。

なお、好奇心がなぜ発生するのかにはいくつかの定説や類型がありますが、おれの好きなのはこれ。

 

自分の現在の認知と、何かを目にしたり耳にしたり感じたりしたものの「ズレ」の正体を掴もうとするもの

 

凝り固まってない? ちゃんと揺さぶられてる??

ガチガチに固まって周りに余白もない状態じゃ、好奇心は育たないぜ。

 

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幸せになるための仕事のしかた、方法について書いています。

さらっとその方法を1行で書くと、こういうこと。

幸せは伝染性・拡散性が高いものなので、自分の周りの人たちに幸せに働いてもらうようにしよう

これをもっと深く掘り下げていきたい人には、アダム・グラントの本がおすすめです。
と、今Amazonを見たら、あら新刊の日本語版が先月発売されていたのね! 読もっと。

 

「周りの人たちに幸せに働いてもらう方法」っていろいろあると思うんです。ここでは、一例として、おれがIBMでやっていることを紹介しています。それがアライ活動です。

LGBTQアライとしての活動に加えて、今年からはPwDAアライとしても活動しています。

LGBTQはすっかり言葉としても市民権を得ているので、ここでは説明しません(どうでもいい話だけど、10年くらい前は「GLBT」って呼ぶ人の方が多かったよね。)。

一方のPwDAは「People with Diverse Abilities」で、まだまだ「何それ?」という人の方がきっと多いですよね。少々乱暴な説明をすると「何らかの障害がある人」を意味しています。

 

障害を持つ職場の仲間たちが本当の姿を隠す必要を感じずに安心して活躍できれば、彼らは今よりも幸せに働けます。もっと高いパフォーマンスを発揮できます。そして、彼らの近くで働く私も、もっと幸せに働けます。

 

それを実現しようよというのがPwDAアライの活動です。なお、「隠す必要がない」と「明かす必要がある」はイコールではありません。このあたりはLGBTQと同じ考え方でして…

と、続きはWORK MILLでご覧ください。

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(こちらは「幸せになるための仕事のしかた」の別の取り組み。こちらについても近いうち書こうと思います。)

Happy Collaboration!