Collaboration Energizer | #混ぜなきゃ危険 | 八木橋パチ

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iPhoneとソーシャル、あるいはAppleのお姉さんとついったらー

iPhone4を入手して一週間経ちました。ようやく慣れてきたかな? と、ここでiPhoneについて語るほどの知識も思い入れもあるわけじゃないんですが、ちょっとソーシャルメディアに関連して思うところがあったので一度書いておきたくなりました。

まず、「iPhone4を入手して一週間経ちました」と最初に書きましたが、これまで旧モデルのiPhoneを使っていたわけではありません。 私、PachiがApple製品で持っていたものといえば、かれこれ5年くらい(?)昔にiPod Shuffleを使っていただけです。 というわけで、iPhoneにはまったく馴染みがありませんでした。
予約から5日後、iPhoneが手元に届きました。 入手直後に1時間ほどいじくりまわしたあと、恥ずかしながらすぐにアップルストア銀座に向かいました。 ちょうど休日で銀座にいたってこともあったし、「このまま自分でいじってても、使いこなせるようになるには3ヶ月かかるぞコリャ…」って思ったんですよね。

で、混んでいるアップルストア店内でカウンターのお姉さんを10分ほど独占させていただき、1時間いじっていて分からなかったことを教えてもらいました。

その時、いくつかの質問については「んー。私にもそれは分からないです。AppleのWebサイトにも載ってなさそうですね。いろいろ公式解説本も出てるんでそういうのを見るのがイイかもしれませんね。でも、周りで使っている人に聞いてみるのが一番イイ解決策ですよ」とお姉さんに言われました。

なんかね、その時ちょっと違和感を感じたんですよ。「え、公式サイトや公式本じゃなくて、周りの人に聞いてみるのが一番ってストアの人が言うの?」って (ここでお姉さんの名誉のために言っておきますが、「サービスが悪い」とかそういう印象を受けたわけじゃないです。純粋に「え、そうなの?」という違和感でした)。
その後、私の場合は周囲にiPhoneユーザーが多いので、いろいろ質問して教えてもらっています。 周りのみんなのおかげで、日々「なるほど!」と便利さを実感しています(いや、ホント言うと期待値が高すぎたせいか、不満も出てきていますが)。
そして、日々顔を合わせる仲間たちでも「分からないな」ってときには、TwitterSNSに質問を投げています。するとけっこうな割合で答えを教えてもらえます (いわゆる「QAサイト」に投げるなり、QAサイト内をじっくり探せばもっと答えが見つかる率は高まるのでしょうが、そこまで差し迫ったものじゃない)。
と、ここで思うわけです。 「誰でも、身近にiPhoneユーザーがいるわけじゃない」と。

ここで都市部と地方のiPhone普及率などの話をするつもりはないですが、よく言われていますよね? 日本中どこでもiPhoneユーザーが増え続けているわけじゃないですし、日常的にiPhoneユーザーと会うことが難しい環境の人も当然いると思います。 そういう人にとって、SNSソーシャルメディアが果たす役割っていうのは、私にとってのそれ以上に重要なんじゃなかろうか。

Appleストアのお姉さんが「周りの人に」って言ったとき、私の頭の中では「周りの人 = ソーシャルメディア上でつながっている人たちも含む」でした。 これが「周りの人」を指す一般的な考えだ、なんて思っちゃいないけど、そう思う人は増えてきていますよね。
そして、ソーシャルメディアがもっと幅広い層に広まっていけば、もっと幸せになる人が増えていくんだろうな、と考えると…ステキです。

以下、ちょっとした思いつきですが、こんなのもアリじゃない?

サポートをソーシャルメディア上の人たちにもっともっと手伝ってもらおう! お金なりものなりを渡して好意的なブログ書いてもらうのはNGなわけですが、自社製品への質問や問い合わせに対して、正しい回答をすばやく返してくれるユーザーに何がしかのインセンティブを与えるのは道義的にもOKだと思う。これを上手に使ってみるのは…。 事前に「コレをした場合にはxxポイント」みたいな条件設定とかはナシで、ゲリラ的に「良いサポートをありがとう! お礼にコレを受け取ってください」ってのを反復的にやり続けていけば浸透していくかも… f:id:dubbed_pachi:20210705101208p:plain Happy Collaboration!