Collaboration Energizer | #混ぜなきゃ危険 | 八木橋パチ

コラボレーション・エナジャイザーとは、コラボレーションの場を作り、場のエネルギーを高め、何かが生みだされることを支援する人

盛りだくさんだった『DIALOGHOUSE #6』ご報告 - なぜソーシャルメディアを使うべきなのか

昨日(8/9)の夜、前回の#5でスピーカーをやらせていただいた「DIALOGHOUSE」というイベントに、今回は司会として参加させていただきました。
なかなか盛りだくさんな内容で(というか、盛りだくさん過ぎたかも…)、正直、消化しきれなかったところはあったと思います。
また、自分ではいつものように「喋りすぎないように」って心がけてたんだけど、どうだったかなぁ。
3つのスピーカーセッションと、1つのワークショップを実施したんですが、簡単にそれぞれを紹介したいと思います。
なお、それぞれをサマライズさせていただきましたが、抜け・漏れ・勘違いが多数あるかもしれません。いや、きっとあるでしょう。
スピーカー、そしてご参加いただいた皆さん、「そんなこと喋ってないよ!」って部分があったら突っ込んでくださいね。

 


Mike Slabyさんのセッション
Current: Executive Vice President, Digital Global Practice Chair at Edelman
Past: Technology Director at Obama-Biden Transition Project
Chief Technology Officer at Obama for America
『Future of Communications - Publick Engagement in an Interconnected World』
スゴくざっくり言うと、「さまざまなもの、人、ことがどんどんつながっていく中で、ソーシャルメディアやソーシャルテクノロジーを上手に使い、いかに人々とエンゲージ(つながり)していくかが今後のキーになる」という話を、USの最新の動向と合わせてお話いただきました。
英語でのセッションだったのですが、シックス・アパートのkeikiさんが途中何度か日本語で説明&サマライズという形で進めました。内容濃かったです。
でも…、実は司会ということで時間管理のことなどが頭の半分位を占めていたこともあり、もう一度見なおして反芻しなきゃ! と思ってます。
今のところ(8/10現在)、Ustreamで再生いただけますので、ぜひ皆さんもご一緒に! (2015年8月追記: すでに動画は削除されています )
庄司 望さんのセッション
エデルマン ジャパン
Digital Lead / Senior Account Executive
「PR×ソーシャルメディア:これから5年間のビジョン」
「日 本と海外のソーシャルメディア事情の違い」という話(世界、そしてAsia Pacificの中で、Blogを除いて以下に日本でソーシャルメディアが使用されていないか)から、「今後は1クリックで"賛成"や"反対"、"応援" などの意思表示や共有体験、問題提起をできる簡単ツールがキーになるのでは」という内容でした。
イケダハヤトさんのセッション
株式会社トライバルメディアハウス
SMMコンサルティンググループ SMMアナリスト
「モノ × 3.0」
モノが過小評価されていないか? そこにある一冊の本にも、一つのマイクにも、そこにはその一冊しか、一本しか持ち得ない背景や歴史がある。そうしたアイデンティティを持ったモノが、ソーシャルテクノロジーと結びついて可視化されていくだろう。
それは「モノ3.0」であり、モノの価値が高まることだよね。そしてそれが幸せな社会につながるよね、という話でした。
■最後に参加者の中から何名かに「??? × 3.0」をテーマに、自分の考えや頭にあることを語っていただきました。
特に興味深かったのは「Coincidence × 3.0」ですね。個人的には「偶然や偶発の出会いを、デザインしたり拡げていったり」っていく中で、新たなステキ体験が産まれていくということだと感じました。
たしかに、こうしたイベント自体がステキなCoincidenceに満ち満ちてますよね。

ところで、一部で話題の(?)「なぜソーシャルメディアを使うべきなのか」について書きたいと思います。
私の考えは「それが幸せをもたらすものだから」です。
ソーシャルメディアって、人と人をつなぐ道具で、人は人とつながることで幸せを感じる生き物で、(すべてではないけど)時間や距離や状況を超えて人と人をつなげる道具は使ったほうが幸せになりやすいから、です。
これって、全然「ソーシャルメディア」に限らない話ですよね。手紙や電話などの通信手段全般に言えることだし、もっと言えば車や飛行機の移動手段、本や音楽などのアートや娯楽もすべて「時間や距離や状況を超える」ことを助けてくれるものかと。
そ んな中で、「ソーシャルメディア」がずば抜けて一番! と主張する気はなくて、使い勝手やコストや手軽さのどれをも満たしてくれるものなので、「ソーシャルメディア『も』使ったほうが良い」と思うんです。そして、ソーシャルメディアが「幸せにしてくれる道具」であることをまだ知らなかったり、見逃してしまった人たちに、そうした体験の場を用意したり伝えていく ことが「Collaboration Energizer」を名乗っている自分の役目だと思っています。

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司会者ってことで、限られた時間の中であの場で自論を展開するのはどうかな? と思って発言しませんでした。でも、ちょっと心に引っかかってたもので、この場で書かせてもらいました。
毎度のことながら、やっぱりDIALOG--人との出会いや対話からはものすごいパワーを貰えます。またこんな機会を持ちたいですね。

Happy Collaboration!