NECさんの研究所で講演会をやることになりました
突然ですが、3月29日の午後、川崎の武蔵小杉にあるNECさんの研究所(玉川事業場)にて講演会をやることになりました。
「講演会」という固い言葉の響きと私、Pachi…。そして、「研究所」という固い言葉の響きとPachi…。
どちらも、我ながらびっくりするくらいのアンマッチ感です!
でも、それが逆におもしろそうで、ワクワク感があっていいかなという気がしています。
NECの方のみ参加可能というクローズドな会なのですが、内容についてはブログなどへの掲載OKということなので、こちらでもちょっとご紹介しようと思います。 (もし、NECの方で参加をご希望の方がいらっしゃったら、「サービスプラットフォーム研究所の小川主幹研究員にコンタクトしてください。)
タイトルは「IBMにおけるソーシャル・メディアの活用: 背景と事例」ということで、2時間の講演です。
ただ実際には、ソーシャル・メディアと言っても「TwitterやFacebookを使ってこんなことをしています」という話がメインではなく、その裏側にある「なぜ、企業の社員がソーシャル・メディアを活用する必要があるのか」を中心に話して欲しいというリクエストをいただいています。ということで、かなり幅広い内容となりそうです。
具体的には、主に以下のテーマを考えています:
- なぜ、IBMはソーシャル・メディアの使用を社員に推奨しているのか: IBMerのDNAとイノベーション
- 「スマータープラネット」という壮大なビジョンと「スマート・ワーク」 - その実現に不可欠なソーシャル・メディア
- 社内/社外で共通のルールとインテグリティー
- 社内SNSと社外のソーシャル・メディアにおける事例
- アイデンティティーとワーク・ライフ・インテグレーション
それぞれの項目に複数のサブ・テーマがあるので、じっくり話すと2時間でも足りないくらいのボリュームになってしまいそう… でも、2時間も一方的に話をされても聞いてる方は飽きてくるでしょうし、話す方も予定していたものを予定どおりに話すだけじゃ、つまらないのでは? ということで、半分くらいは会場から質問を募ったり、いらっしゃってる方を巻き込んだ「突然パネルディスカッション」などで、できるだけインタラクティブな参加形のものにできないかなぁ、なんてことも思っています。 というわけで、話がどこに行くか分からないので、従来のプレゼンテーション・ソフトでは資料を用意するのが難しい…。さて、どうするかなと思っていたのですが、「そうだ! こんな時こそ"Prezi"がピッタリなのでは?!」と思いつきました。 "Prezi"は最近話題のプレゼンテーション・ツールで、ちょっと説明が難しいのですが、イメージとしては「一枚の大きな用紙の上にさまざまな要素を置き、それを拡大や縮小しながら見せることができる新しいタイプのプレゼンツールです。上手に使えばかなり「面白い」プレゼンができそうです。 じつは先日、製品と同名のPrezi社のCEOが来日した際のパーティー「PreziNight Tokyo」に参加しました。その時に見せてもらったプレゼンがすごく面白かったんです。 というわけで、今回初めてPreziを使ってみます。 今回は話の順番などをキッチリ決めれないので、機能のウリでもある「画面移動の順番」のセットはしていないのですが、案外、こういう「話をどんどんインタラクティブに変えていく」ような講演にも向いているかもしれませんね。 ということで、初めてPreziで作った講演用のプレゼンも載せておきます。 なぜか、ブログに埋め込むとかなりボンヤリとピンボケしたようになってしまうので、リンクも貼っておきます。