Collaboration Energizer | #混ぜなきゃ危険 | 八木橋パチ

コラボレーション・エナジャイザーとは、コラボレーションの場を作り、場のエネルギーを高め、何かが生みだされることを支援する人

ヒーロー求む! 10月21日のLGBT就活イベントにきませんか?

 

今週の土曜日、10月21日に東京の飯田橋(ベルサール飯田橋ファースト)でRAINBOW CROSSING TOKYO 2017 (レインボークロッシング東京2017)」という就活イベントがあります。

私も17:00過ぎまで参加する予定です。就活生や求職中のみなさん、一緒に「自分らしくはたらく」を考えてみませんか?

なお、年齢・セクシュアリティ・服装は自由です(ただし、事前参加申し込みが必要です)。

  lgbtcareer.org  

私はIBMブースあたりで、ご参加いただく方たちと、IBM社内での仕事やオフィス周りでのLGBTに関する体験や感じていることなどを対話できたらいいなと思っています。

  • LGBTダイバーシティに、実際にどんな風に取り組んでいるんだろう?
  • 社員はどんな風に働いて、どんなキャリアを描いているんだろう?

こんな疑問をはじめ、どんなことでも遠慮なく訊いてもらいたいです。

また「質問は特にない」という方でも、このブログを見た方はぜひ声をかけてください!

 


 

4カ月ほど前、私は『LGBT+とアライ – 自分自身でいるために。』というブログに、私がアライになったきっかけを書きました。

自分が子どもの頃から憧れていたロックスターやシンガーたちの多くがLGBTで、「自分自身でいることを誰にも邪魔させるな」って歌っていました。

俺もあんな風に成りたかった。人びとを力づけ奮い立たせたかった。

 

そして先日、社内のアライ・コミュニティーの企画で、改めて「自身がアライである理由」を文章にする機会がありました。

前述のブログ記事を書いてからまだそんなに時間も経っていなかったものの、「なぜ、自分がアライでいるのか。そしてなぜアライでいたいと思っているのか」をもう一度じっくり考えてみたら、「LGBT+を応援することは、私の好きな人や尊敬している相手に好意やリスペクトを伝える行為だから」というこれまでの考えよりも、もう一つ奥深いところにある自分の気持ちが出てきたような気がしました。

その気持ちを広く知ってもらいたいと思ったので、IBM社内で書いたものをこちらのブログにも載せます。

 

私がアライになったのは、とっても自分本位な理由です。自分でも「一体どこまで”自分自分”なの俺は?」ってちょっと呆れてしまうくらい。   私がアライになったのは、LGBT+であることを(一部に対してでも)オープンにしている人たちが、私にとってのヒーローだからです。 彼らは、誰かが決めたルールに苦しめられたり諦めさせられたりすることを良しとせず、自分の気持ちや心の声を押し殺したり気づかぬ振りをしたりせず、本当の自分自身でいようとしている人たちです。 私がアライになったのは、そんなヒーローたちの役に立てれば、自分自身にも価値があるって感じられるから。彼らの活躍が、自己肯定感を与えてくれるから。 だから、役に立てるチャンスがあったら教えてください。それは私が自分に価値を感じられるチャンスだから。   私がアライになったのは、こんな、とっても自分本位な理由です。

 

週末のLGBT就活イベント「RAINBOW CROSSING TOKYO 2017」にボランティア参加するのも、参加することそれ自体が私に自己肯定感を与えてくれるから。

一番の理由はそんな自分本位なものです。

 

その上さらに、私と話すことがIBMに入社したいと思ってもらうきっかけになるかもしれない。

もしそんな風に思ってIBMに入社してもらえたら、私にとっては職場で自分のヒーローたちと一緒に仕事をすることができるってことです。

こんなに嬉しいことってないですよね。昔ベース弾きだった私からすれば、いわばデイヴィッド・ボウイやルー・リードとセッションをするようなものです。

 

さらになんと、IBMが私の価値観や倫理観に近い仲間たちを採用すれば、私にとっては自分が所属しているIBMという企業を、これまで以上に好きになれる、評価できることにつながります。

日本IBMで仕事をする大きな理由が「IBMが、社会にとっても社員にとっても”良い会社”であることの一端を担いたいから」という私にとっては、IBMをもっと”良い会社”と思えることにつながるわけです(詳しく知りたい方は『挑戦するあなたへ – 好きなようにしてください』を読んでください)。

 

なにこれ美味しすぎる! 一挙なに得?!

 

ということで、RAINBOW CROSSING TOKYO 2017にいらっしゃる皆さん仲良くしてください。

最後に、大好きで大好きでたまらない曲を。


www.youtube.com

 

 Happy Collaboration!

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