生き様モヤモヤ
以前、『ワーク・ライフ・バランスとソーシャルメディア』というエントリーで、「仕事と生活を一体化し、局面や気分に応じて両者の間を行きつ戻りつする」ワークスタイル、ライフスタイルについて書きました。
世の中、「ワークとライフのバランス(WLB: Work Life Balance)」という見方から「ワークとライフの統合(WLI: Work Life Integration)」という見方に移ってきているんじゃないか、ということを書いたつもりです
最近、またワーク・ライフに関して考える機会があったのですが、ごちゃごちゃと頭の中で考えているうちに「そもそもライフスタイルってなんだろう?」という疑問が出てきました。
事典・辞書サイトkotobankで「ライフスタイル」を引いてみるとデジタル大辞泉にこうありました:
ライフ‐スタイル 【lifestyle】 生活の様式・営み方。また、人生観・価値観・習慣などを含めた個人の生き方。
ふむふむ。次に「生き様」を引いてみました:
いき‐ざま 【生き様】 その人が生きていく態度・ありさま。生き方。
まったく同じではありませんが、これを見る限り「ライフスタイル ≒ 生き様」といっても言い過ぎではなさそうです。
一方、「ワークスタイルは」の定義を考えてると、仕事のやり方や働き方、仕事への価値観・態度などになるのかと思います。
そうすると、ワーク・ライフ・インテグレーションとは「働き方と生き様の統合(インテグレーション)」だという事もできそうです。
…うーん、なんかピンとこない。
人によりけりだとは思いますが、私にとっては「働き方と生き様の統合」というとなんだか「働き方」と「生き様」が並列に扱われているようで、ものすごく違和感があります。
ということで、私にとってピンとくるのは「働き方の生き様への統合」です。
これなら「自分の生き様にあった働き方」であって、生き様なんて人それぞれ違って当然なのだから、働き方だって人それぞれだよね、と納得できます。
なんだか、ものすごく当たり前のことをぐるぐるとこね回しているだけのような気がしてきました…。でも、もう少しまとめてみたいと思います。
人によって違いはあると思いますが、ライフを構成する要素はだいたい以下のようなものになるのかと思います。
- 家族
- 仕事
- 友人・人付き合い
- 趣味
- 学び
これらの要素でそれぞれ違った顔・スタイルを持とう、持ち続けようとすると、かなりの労力が必要になるんだと思います。
そして、私のような怠け者は「使い分けなんて面倒だし大変!」と考え、これらの顔をできるだけ近づけようとします。
どの要素においても、できるだけ同じ自分、同じスタイル、同じスタンスでいた方が、ずっと楽ですよね! それぞれの自分を無理に使い分けなくていいのですから。
こう考えると、なんだか『ワーク・ライフ・バランスとソーシャルメディア』とちょっと被ってくるところもあるのかな…。
ソーシャルメディア、特にfacebookが標榜しているのは「実生活とWebで同じ顔、アイデンティティーを統合しよう」だと思います。
そしてワーク・ライフ・インテグレーションのコンセプトは、実生活の中でいくつもの顔を使い分けるのではなく統合したらどうでしょう、ということと捉えることもできるのかも。
今回のエントリー、我ながら読みづらい点や分かりづらい点が多いですね。またもやうまくまとめきれず。モヤモヤ感高くて申し訳ないです。
締まらないのでオマケ:
先日、日本IBMの箱崎本社ビルの1Fに「こがも保育園」がオープンしました。
バルーンアートがスゴかったー!
Happy Collaboration!