Collaboration Energizer | #混ぜなきゃ危険 | 八木橋パチ

コラボレーション・エナジャイザーとは、コラボレーションの場を作り、場のエネルギーを高め、何かが生みだされることを支援する人

社内にソーシャルを根付かせる、が意味すること

 

ここのところほぼ毎日、社内ソーシャルに関して社内外でお話しさせていただいたり、ディスカッションをさせていただいています。

特に最近は、前回のエントリー『キーワードは「つながり」- 世界のCEO 1,700名への調査から』でも紹介したIBM Global CEO Study 2012を目にした方が多いようで、質問やディスカッションもレポートでも触れられている以下の5点が中心となることが多いです。

  1. IBM社内では実際にどうやって定着させたのか?
  2. 社内ソーシャルを導入すれば、新しいワークスタイルに移行できるのか?
  3. 開放的でオープンな組織を実現したいが、トラブル発生時の対応方法は?
  4. 自分の成果以外にならないものに手を貸す社員がそんなにたくさんいるのか?
  5. ソーシャル・メディアの隆盛がいつまでも続くとはどうしても思えない

1については、実際にこれまで自分が考えてやってきたことを振り返ってお伝えしていますが、ちゃんとポイントを伝えようとするとこれだけで2~30分かかってしまうんですよね。 そして「考えるべきこと」と「やってきたこと/いること」をお伝えし終わる頃には、たいていの人が驚いてこう言います。

「社内にソーシャルを根付かせるのに、そんなにたくさんやることあるんですか!」
たしかに、多くの人にとっては、想像以上にたくさんのやること/考えることがあるんだろうと思います。 でも ソーシャル・ツールを導入して「はい、オープンでコラボレーション志向の企業・組織のできあがり」なんてあるわけない ですよね。
だって、ツール一つで会社の文化が変わるなんて…。
根付かせるってことは、切り花を持ってきて飾り付けることとは違います。
「社内にソーシャルを根付かせる」ってことが意味するのは「自分たちの仕事や働き方を考える」ということだし、それはまさに「ワークスタイル変革」や「オープンな組織の実現」への道そのものなんです。 それを考えれば「なるほどそりゃそうだ」という話ですよね。 せっかくなので、1の「IBM社内では実際にどうやって定着させたのか?」に関してちょこっとご紹介。 古いものですとすでに1年半以上前になってしまいますが、こんなエントリー書いています。
また社内ではありませんが、私の経験をベースにアドバイスをさせていただいた栗本鐵工所さまの取り組みが紹介されているページがあるので、こちらも興味のある方には参考になると思います。 (2015年6月追記: 残念ながら現在ページは公開されていません。)
次回以降、下記について少し細かく書いていこうかなと思ってます(が、気が変わるかもww)。
  1. IBM社内では実際にどうやって定着させたのか?
  2. 社内ソーシャルを導入すれば、新しいワークスタイルに移行できるのか?
  3. 開放的でオープンな組織を実現したいが、トラブル発生時の対応方法は?
  4. 自分の成果以外にならないものに手を貸す社員がそんなにたくさんいるのか?
  5. ソーシャル・メディアの隆盛がいつまでも続くとはどうしても思えない
 
Happy Collaboration!
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