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週刊ダイヤモンドの特集『2011年 フェイスブックの旅』を読んで

昨日(1/24)発売の週刊ダイヤモンド1/29号は『2011年 フェイスブックの旅 全世界で6億人がつながるネットワーク』というフェイスブックの特集号でした。

本の中の「ダイヤモンドのファンページ紹介」コーナーで取り上げられてますが、年初に「アイコン祭り」の参加者募集がフェイスブックの上で行なわれ、私も「ハイ、載りたいです!」と手を挙げた1人だったので、さっそく発売日に買いました。
載ってる載ってる。表紙の上から11段目、左から2番目にいました。
やっぱり単純に「いた、自分だ~!」って嬉しいもんですね。思わずニヤニヤしちゃって、ちょっと恥ずかしい…。
そして表紙だけではなく、特集1ページ目の見開きに…「あっここにも! 」― 見開きのほぼ中心にいるマーク・ザッカーバーグのアイコンの近くにも自分を発見。そしてよくよく見ると、ページの左下にももう一つ…(編集ミス?!)。
ところでこのページの人と人のつながりは、あくまでイメージですね。私と線でつながっている人たち、全然知らない方ばかりです。
とまあ、「自分だ~!」っていう盛り上がりは置いておいて、本の内容はと言うと「フェイスブックとは何なのか。どう使っていけば良いのか」を企業・個人それぞれに対して過不足なく説明するものとなっていて、フェイスブック初心者にとっては「始め方ガイド」的に使えるし、ある程度知っている人にも「へぇ。そんなことになっているんだ」という発見があるのではないでしょうか。
約50ページにわたる特集の中、個人的に特に興味を惹かれたところを紹介してみます。

Facebook日本支社代表の児玉太郎さんのインタビュー
アメリカでも実名は障害だった」ということを言われていて、それを乗り越えたのが「(一般の"おとな"に公開されるまでの)順番やタイミングが絶妙だったから」と答えられています。
これって、日本にとっては実名が「突然」入ってきたものであって、順番なんてものが存在していなかったわけで…。
インタビューの後半に「普段接している人とつながるのに、偽名でなんてナンセンス」という言葉が出てきますが、はて、日本ではなんらかの戦略があるのか? それとも世の中の流れに任すのか? このあたり興味深いです。
ところで、私は実名制賛成派ですが、玉置沙由里(MG) さんのコラム『露出恐怖症』 を読み、
露出恐怖症って、学校教育が結構大きな原因になってるんじゃないか
という言葉に激しく「なるほど~!」と思いました。考えたことなかったけど、確かにその通りな気がします。
インフォバーンCEO・メディアプロデューサー 小林弘人さんのインタビュー内の一言
フェイスブックは"現実社会の延長"といわれますが、延長というより"拡張"に近い。
これは結構大きなポイントというか、キーワードではないでしょうか。
SNSに限らず、いろいろなウェブ・サービスやインターネットそのものが、さまざまな「現実や生活の延長」から「現実や生活の拡張」になってきている気がしています。
(上手く説明できないのですが…感覚的に。)
フェイスブックは他のSNSより反応が抜群によい…らしい
無印良品さんや楽天市場のファンページのケースをもとに、フェイスブックユーザーのキャンペーンへの反応はツイッターなどに比べて抜群と書かれているのですか、コレは今まだ、単にユーザーがフェイスブック上で受け取る情報量がさほど多くないから個々のユーザーがちゃんと情報を「受け取って」くれるからに過ぎないのかもという気がします。
まぁ、コレはきっとファンページ運営者側もそういう仮説を立てていることでしょう。

なんかちょっと偉そうな、知ったような文章になっちゃったな…でも、ひとまずはこれで。
Happy Collaboration!