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コラボレーション・エナジャイザーとは、コラボレーションの場を作り、場のエネルギーを高め、何かが生みだされることを支援する人

質問票への答え(脳みそ解体再構築)集

 

この夏から秋にかけて、ミニ講演や対談をいくつかやらせてもらいました。オファーをいただいた皆さん、ありがとうございました!

講演にしても対談にしても、いいことづくめでまさに「おれ得」。

準備することですごく自分自身への理解が深まるし、対話型だとご一緒させていただく方にインスピレーションを貰い、1人では決してそうはならなかったであろう話の展開を楽しめるし。本当にありがたいです。

 

こういうイベントではときどき「事前に質問票への答えをお送りください」と言われます。

その答えを考えて文章にするのも「自分の脳みそ解体再構築」みたいで好きなのですが、でも一方で、本番ではアドリブ好きで天邪鬼な性格をどうしても抑えきれず、事前の答えとはまったく違うことを話したり、そもそもの質問に対して「いや、違う話しましょうよ」って別の提案をしてしまうことも…(司会者の方、ごめんなさい!)。

 

でも、そのことについて深く考えて「話したい」と思った言葉たちなわけで、それをそのままにしてしまうのも、ちょっと「言葉も浮かばれないよなあ」なんて思いもあって…。

今回は、そういう目に合わせてしまったいくつかの質問への答えをこちらに転機しました。

 

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■ その道(現在の職業)を選んだ理由は?

「その道」がどの道か、実は今も決めていません。そして自分で選ぶよりも縁やタイミングで道に入り込んで行くことの方が多いかも。

とは言え、コミュニケーションと言葉が好きで得意で興味があって、今後も関わり続けていこうと思ってい領域なのは間違いありません。 普段から、自分の可能性が広がるように、いろいろな機会を与えて貰えるようにって意識はしています。なので、嫌いなことじゃなければできるかできないかは考えすぎず、なんでも少なくとも1回はトライするようにしています。

 

■ その道を選んでよかったと思う瞬間はいつですか?

人に感謝してもらったとき。自分のアイデアや提案が誰かの役にたったことを実感できたとき。 さらに、そこに「自分らしさを込める事ができたな」って感じられると、もう最高に嬉しいしよかったー! って思います。

 

■ 起業についてどう思いますか? 起業しないんですか?

起業そのものについてはいいことだと思っています。周囲で「起業します」って話を聞くと「いいぞいいぞ!」って思うし、共感できるビジネスは応援します。 とはいえ、自分のためだけとか金を稼ぎたいだけみたいな起業とは距離を取りたいです。

自分がフリーランサーとして働くことには抵抗はなく、複業家(スラッシャー)として今もそういう感じの働きかたしているかなって思うところもありますが、起業しないのか? と訊かれるとビミョーです。 できるだけ身軽でいたいから人を雇いたくないっていうのと、仕事が途切れると「ヤバいかも…」ってプレッシャーを強く自分にかけ過ぎてしまうタイプだっていう自覚もあるので。

 

■ パチさんにとってのリーダーシップとは?

周囲の人々の意思や行動をポジティブな方向へ変化させるアクションを取れること。そしていつでもどこでも誰でもが発揮できるもの。

おれ自身のリーダーシップの発揮の仕方として心がけているのは、「空気読め」的な同調圧力がかかりそうな場面で空気を撹拌するとか、緊張感が漂う状況を早めに崩しにいくとか。 …でもこれって、リーダーシップの実践っていうよりも、自分が心地よい状態を自分で作っているだけの気もしますww

 

座右の銘(好きな言葉)やロールモデル(憧れの偉人)はいますか?

座右の銘とは違いますが、ここ10年ほど<Happy Collaboration>を自分のタグラインとしてきました。当時「なにが自分らしさだろう?」って考えたとき、これを自分らしさにしたいって思ったから。 「したい」って結構ポイントだと思っていて、それが当時から自分らしい言葉だったわけじゃなくて、それを自分らしい言葉にしたいって意識し続けてきたんだと思う。

ロールモデルはいないです。すごいなと思った人はいっぱいいるけど。 中学生の頃からのヒーローはジャニス・ジョプリン。小学生の時は諸星あたるに憧れてました。

 

■ 人生で1つだけなかったことにできるとしたら、なにをなかったことにしますか?

いろんな観点において相当ひどいこととか本当にひどいこととか最低にひどいこととかしてきたけど、それが紛れもなくおれなので、どれもなかったことにはしたくないです。

 

■ 学生時代にやり残したことはありますか?

やり残したとは思ってないけど、10年後に必死に英語を勉強したことを考えると英語だけでももっとちゃんと勉強すればよかったかも。 あとは音楽も理論をしっかり学べばよかった。スポーツも1つくらいしっかりやりこんだほうがよかったのかも。どれも、世界中どこに行ってもこれがあればコミュニケーションできるってものだと思うので。

まあでも、どれも別に後からでもいくらでもできるので、学生はそのときやりたいことをがっつりやればいいと思う。

 

■ 検定とか資格取得とかどう考えていますか?

道具だと思うので、使い道や活かせる場面が自分の中ではっきりしていれば持っておくのはいいんじゃないでしょうか。

 

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■ 5年後とか10年後とか30年後とか計画していますか?

してません。成り行きまかせです。 というか、大きな流れとして「何か起きそう」とか「求められてると感じる」ってときには、その直感を信じようとも決めています。

とは言え、時期も何もまったく決めていないんだけど、どこかのタイミングで「デンマークで暮らす」「猫と暮らす」「自然を感じられる場所で暮らす」っていうのは実行するつもりです(今、書いていて気づいたんですが、デンマークの自然を感じる場所で猫と暮らすと全部まとめて叶いますね)。

 

■ AI社会をどう思いますか?

分からないです。でも、騒ぎ過ぎかなとは思います。いや、騒がされ過ぎかな。

 

■ <#幸福中心設計>ってよく書かれていますが、なんのことですか?

なんとなくですが、僕らは幸福を追求する生き物なはずなのに、幸福を追求するのがすごく下手くそなんじゃないかという気がしてます。例えば、快楽とか楽しさも幸福の構成要素だとは思うんだけど、瞬間的なそれを強く求め過ぎてるとむしろ幸福とは程遠い結果につながったりするでしょ? そういう全体感というか、俯瞰的な見かたで、日常の小さなことから社会の大きなことまでを「どうすればもっと幸福になれるのか」って考え、意識して行動し暮らすことが幸福を中心に据えたデザインなのかなって。

 

■ 明日世界が滅びるとしたら、最後の1日をどう過ごしますか?

やりたいこといろいろあるなー…うーん。 カミさんと一緒に、何人か、直接会ってお礼を伝えて最後のお別れのハグしたい人のところを周りたい。

 

■ なかなかチャレンジできない私の背中を押す一言をお願いします!

何が起こるかは何をどうしても分からないので、何が起きても大丈夫なようにしよう。 おれが知っている何が起きても大丈夫にする方法は「何が起きても自分は大丈夫」だと思えること。 そうできるポイントは「自分を好きでいて応援できること」。だから自分を好きでいられるようにしよう。好きな自分でいられるように過ごそう!

 

Happy Collaboration!