Collaboration Energizer | #混ぜなきゃ危険 | 八木橋パチ

コラボレーション・エナジャイザーとは、コラボレーションの場を作り、場のエネルギーを高め、何かが生みだされることを支援する人

リーダーシップ

ソーシャルクリエイターとソーシャルビジネス

先週、「社会課題に気づき解決するための思考力を養い、ポジティブな危機意識を持って行動するソーシャルクリエイターを、2030年までに100万人くらいに増やしたい」とブログに書きました。 参考: CCDLab.エナジャイザーになりました ここ数カ月、幾度か「ソ…

なんで民主主義? そして民主主義に何をしてるの?

今朝、坂本さんの24時間ライブ配信マラソン「のたりのたり」に、ゲストとして1時間、原さんと一緒に参加させていただきました。 週初めの月曜朝9時から約1時間、民主主義とデザインにまつわる話をあーでもないこーでもないと楽しく話をさせてもらったんだけ…

No One Is Too Small to Make a Difference | グレタ・トゥーンベリさんの本から

いろいろと話題のグレタさんの本『NO ONE IS TOO SMALL TO MAKE A DIFFERENCE 』を読みました。 ペンギン・ブックス出版の約70ページの薄い本で英語版しか出ていませんが、難しい単語や言い回しはほとんど出てきません。グレタさん自身がスウェーデン人で英…

Bespokeインタビュー5(最終回) | Bespokeのマニフェスト

北欧のクリエイティブ専門ウェブマガジンのN WINDに掲載された、Bespokeのファウンダーのニックとルネへのインタビューの日本語訳、今回が最終回となります。 最後に、Bespokeのマニフェストから6つを日英併記で掲載しました。 すべての好ましい未来を作り…

Bespokeインタビュー4 | 企業なんて存在しない、人だ

Bespokeファウンダーのニックとルネへのインタビュー第4弾です。 オリジナルは、北欧のクリエイティブ専門ウェブマガジンのN WINDに掲載されています。 今回の記事を訳していて、今年の3月に彼らのオフィスで「共通言語を作る儀式」をやったときのことがく…

Bespokeインタビュー3 | 実験し、迷子になる

Bespokeのファウンダーのニックとルネへのインタビュー第3弾です。 「BespokeがBespokeとなっていく過程」を北欧のクリエイティブ専門ウェブマガジンのN WINDに語ったものを日本語訳しました。 すべての好ましい未来を作りだそうというフューチャーデザイナ…

Bespokeインタビュー2 | 不確かさを超えて進んでいくための構造

北欧のクリエイティブ専門ウェブマガジンのN WINDに掲載されている、Bespokeのファウンダーのニックとルネへのインタビュー第2弾です)。 先日の第1弾はイントロダクション的でしたが、今回はじっくりと2人の言葉を、すべての好ましい未来を作りだそうとい…

質問票への答え(脳みそ解体再構築)集

この夏から秋にかけて、ミニ講演や対談をいくつかやらせてもらいました。オファーをいただいた皆さん、ありがとうございました! 講演にしても対談にしても、いいことづくめでまさに「おれ得」。 準備することですごく自分自身への理解が深まるし、対話型だ…

未来を顕在化する– ブック・オブ・フューチャーズ (Bespokeの『Book of Futures』日本語訳)

既定路線的から夢想的まで、あなたが描くシナリオはどんなものになるでしょうか。 Book of Futures日本語訳シリーズ、第12回(ラス前)は[未来を顕在化する]です。 Actualize the future Futures design is an expansion of the domain of possible actions…

リーダーシップ調査報告 - 性格特性、行動特性、モチベーション

以前、ものすごい衝撃を受けた<職業的パーソナリティー診断>の姉妹サービス〈リーダーシップ・アセスメント調査〉を受けました。 参考: 大衝撃 – 職業的パーソナリティ調査の結果を開示します 今回受けたのは2種類のリーダーシップ・アセスメントです: 最初…

パワー・オブ・ソフトスキル – Power of Soft Skills #2

ソフトスキルについて、頭の中にあることを書き出した<パワー・オブ・ソフトスキル - Power of Soft Skills #1>の続きです。 pachi.hatenablog.com IBMの社内セッションで話す<スキル・リーダーとしてみんなに伝えたいこと>を念頭に置いているので、ちょっ…

パワー・オブ・ソフトスキル - Power of Soft Skills #1

<ソフトスキル>についての社内パネル・ディスカッションに、パネリストとして参加することになりました。 当初の依頼は「12分くらいのショート・プレゼンを」だったので二つ返事(※1)でお受けしたのですが、いつの間にか60分のパネル・ディスカッションへと…

ファシリテーターとファシリテーターシップ。あるいは目的地と地図と時計。

皆さんは「ファシリテーター」について、じっくり考えたことがありますか? 私の場合、「ファシリテーション的」なものについては日常的に考えています。例えば、社内キャンペーンの企画についてだったり主催コミュニティーの盛り上げだったり。それから飲み…

本物のリーダーシップとマインドセット(『女性が管理職になったら読む本』読書メモ)

『「キャリア」と「自分らしさ」を両立させる方法』という書名の本と『女性が管理職になったら読む本』という書名の本と、あなたが気になるのはどっちですか? それでは、気になるだけじゃなくて、実際に手に取って読んでみようと思うのはどちらですか? 数カ…

「レジリエント・カンパニー」と人を動かす指標

指標(しひょう)とは、物事を判断したり評価したりするための目じるしとなるもの。 (Wikipedia 指標 より) 先日『いい指標がもたらすもの』という記事を読み、そこに書かれていた"いい指標は人を動かす"という分析を読んで、「指標」というものの持つ意味…

コミュニティーマネージャーに必要な力

最近「パチさんみたいに働きたいです」と社内でも社外でも立て続けに言われました。 楽しく働いている実感は自分でもあるし、周囲の人たちにそのバイブが伝わっているのは、とっても嬉しいです。 ただ、「パチさんみたい」の意味を聞いてみると、場所や時間…

エナジャイザー兄弟

その日、僕は意を決して船橋市の某所に向かっていた 某所と言っても自宅からもほど近い、徒歩範囲の小綺麗なマンションだった(どうやら「うれし、たのし、ふなばし」なんてマンションポエムでも有名なマンションらしい)。 突然すいません。でも、どうして…

ファシリテーションとリーダーシップ(ファシリテーター Advent Calendar2015) #fsAD

「俺は"なんちゃってファシリテーター"だよ。それは知ってるよね?」 「私にとってはパチさんは立派なファシリテーターです!」 「あら嬉しい…オーケー、それなら書くよ。タイトルは『ファシリテーターとリーダーシップ(たぶん)』でね。」 ということで、昨日…

リーダーシップとエナジャイザー

リーダーシップとは、周囲の人々の意思や態度や行動に変化をもたらそうと考え実行する能力であって、リーダーという「役割」や「立場」とは異なり、誰でもいつでもどこでも発揮できるもの。 先日、「よいチームとは?」というフューチャーセッションに参加し…

星野リゾートのフラットな組織文化(サイボウズカンファレンスより)

昨日は「cybozu.com カンファレンス 2015 変える覚悟、変わる覚悟。」に行き、『【サイボウズ青野が訊く】星野リゾートの組織論』を聞いてきました。 4年前に星野佳路さんの話しを聞いてから(『星野リゾート代表 星野さんの話(Lotusphere Comes to You 201…

レポート: イノベーションの条件

世界でもっとも重要な政治経済紙と言われている『エコノミスト』誌のリサーチ部門、英Economist Intelligence UnitとIBMが共同実施した調査レポート『Innovating Japan: Reigniting the giant』の日本語版『イノベーションの条件』がPDFで発行されました。 …

企業ソーシャルを誰も使わない理由とリーダーシップ

私の大好きなシャーリーン・リーさんの記事が、ハーバード・ビジネス・レビューに公開されています。 全社員がデジタルにつながり、組織の壁を超えたネットワークが世界中に広がり、経営陣は自社に何が起こっているかを迅速につかむことができています。 ヒ…

シャーリーン・リーのTED@IBMトーク: デジタル時代のリーダーシップ - コントロールを手放せば

9月にサンフランシスコで行われたTED@IBMの動画がいくつか公開されています。 英語の勉強を兼ねて年末年始にじっくり見てみようと思っていたのですが、最初に観たCharlene Liさん(あの、そうあの『グランズウェル ソーシャルテクノロジーによる企業戦略』の…

『ザ・マネージャー 名将が明かす成功の極意』を読みました - フットボールを愛する人へ

私、1997年からイングランド・プレミアリーグを見続けているアーセナル・サポーターです。 ただ、サポーター暦こそそれなりに長いですが、試合よりも試合後のレポートなどの文字情報に触れている時間の方が圧倒的に多い「頭でっかち」なサポーターです。 そ…

2013年読書大賞発表! - 超主観「良い対話ができた本」ベスト10

なんかバタバタしてるな……と思ってたら、そうかもう12月! 少し心を落ち着かせたいな、とこの週末は今年1月からの読書メモをパラパラと読み返してみました。今年もだいたい100冊くらい読んだみたい。 本の読み方って、けっこう人それぞれで個性がでますよね。…

中竹さんにやる気とチームづくりとスタイルについて聞いてみた

7月11日(木)、ミッドタウン 7Fのd-laboコミュニケーションスペースで開催された『自分と他人のやる気をマネジメントする』というセミナーに参加してきました。 スピーカーは、数年前に『リーダーシップからフォロワーシップへ カリスマリーダー不要の組織…

ライフネット生命 出口治明さんの講演: ビジネスパーソンこそ、仕事で成長できる

『生きることは「世界経営計画のサブシステム」であるべきです。つまり「この世界をどのように理解し、どこを変えたいと思い、自分はどの部分を受け持つか」ということだと、僕は思います。』 --ライフネット生命保険 社長の出口治明(でぐち はるあき)さん…

復興途上地に行ってきました

週末、1泊2日のスケジュールで初めて復興途上地へ行ってきました。 レンタカーを借り、1日目はいろいろな立場で震災や復興にかかわっている人たちにお話を伺ったり、現地の象徴的な場所を見て回りました。 そして2日目は、ボランティアとして「第3回スポレ…

HRカンファレンス 2011 Autumn(2日目)での酒井穣さんの言葉

「HRカンファレンス 2011 Autumn」という、名前の通りHR(human resources:人事)担当者向けのイベントに参加してきました。 先に誤解を招かないように言っておくと、私は人事部門に所属しているわけではありません(異動する予定があるわけでもない)。 でも、…