Collaboration Energizer | #混ぜなきゃ危険 | 八木橋パチ

コラボレーション・エナジャイザーとは、コラボレーションの場を作り、場のエネルギーを高め、何かが生みだされることを支援する人

ソーシャル・ビジネス憲章 (アルファ版)

ソーシャル・ビジネスとは、ソーシャルにビジネスを実践していこうという文化である。

そこにはソーシャルにビジネスを実践していこうという考え方や行動様式、それを有効に使うための制度、そして必要に合わせて進化していくソーシャル・テクノロジーを含んでいる。

ソーシャル・ビジネスとは、参加の文化(Culture of Participation: 参加/関与していく文化)である。

与えられることを待つのではなく、傍観者となるのでもなく、自らが自分自身や所属チームの強みや知見を活かせる方法を見つけ、貢献できる場所を求めて主体的に参加する文化である。

 

ソーシャルビジネス憲章の図

 

ソーシャル・ビジネスとは、参加の文化がもたらす声に積極的に応え、参加者の貢献を最大限に活かせるよう自らを変化させていくアジャイルな制度である。

継続的な参加により参加者の意思や意見が変容していくのに合わせ、ルールや制度を対話を通じて随時見直し、テクノロジーや制度を変化させていくことである。

ソーシャル・ビジネスとは、文化・制度・テクノロジーの成長プロセスである。

相手や組織に対するリスペクトと自身に対するプライドをベースに、双方の進化と成功のために仲間意識とユーモアを大切にしつつも果敢に疑問を唱え、反論を歓迎し、提案を受け入れていくコラボレーションを中心に置いた行動様式である。

ソーシャル・ビジネスとは、対話、発信、共有、共感、摩擦などのコミュニケーションやコラボレーションから、自身が周囲や組織と共に成長していくプロセスである。

そして同時に成長や進化のプロセス自体をコミュニケーションしていくことで評判を築き上げていき、ソーシャルにビジネスを前進させていこうという実践知である。

 


 

ソーシャル・ビジネスの実践とは、評判を築き影響力を高めていくことである。

多様な仲間とのコラボレーションや彼らの参加やフィードバックがより大きな意義を持つよう、自身や関与するプロジェクトの評判や影響力を高め、そこからポジティブな結果を導き出すことである。

ソーシャル・ビジネスの実践とは、自身の仕事内容をオープンにすることである。

自身の仕事を周囲から見えるようにして、有用な情報へアクセスできるようにし、率直なフィードバックを求め、それを活かしてより良いアウトプットを生みだしそれをオープンに共有することである。

ソーシャル・ビジネスの実践とは、参加の文化を支持し実践していくことである。

自身をオープンに発信して日常の活動や思考、志向の透明性を高め、リスペクトをベースにしたフラットな関係性を周囲と育み、エンゲージメントを深めて共創やコラボレーションの機会を増やしていくことを支持し、自ら実践していくことである。

ソーシャル・ビジネスの実践とは、多様性を発揮する個人をイノベーションのエンジンとし、コラボレーションでその価値とインパクトを最大化し、世界をより良くしていくことである。

 

 

Happy Collaboration!