Collaboration Energizer | #混ぜなきゃ危険 | 八木橋パチ

コラボレーション・エナジャイザーとは、コラボレーションの場を作り、場のエネルギーを高め、何かが生みだされることを支援する人

コラボレーション

Bespokeインタビュー5(最終回) | Bespokeのマニフェスト

北欧のクリエイティブ専門ウェブマガジンのN WINDに掲載された、Bespokeのファウンダーのニックとルネへのインタビューの日本語訳、今回が最終回となります。 最後に、Bespokeのマニフェストから6つを日英併記で掲載しました。 すべての好ましい未来を作り…

TEDxOtemachiLive 2019 極私的レポート

昨日は人生初のTEDイベントTEDxOtemachiLive 2019 「Bigger than us」に参加してきました。 5時間の長丁場で、強く心に響くものものあれば、そこそこもなものも、さらには「なんだか集中して聞けません…」というものもありました。 その中で、話を聞いた直…

デンマーク流【望ましい未来をデザインする力】

デンマークの大切な仲間「Bespoke(ビスポーク)」からニックとアンドレアスの2人を招いて、フューチャーデザインに興味を持っている人たちとのミートアップイベントを4月17日に開催しました。 デンマーク流【望ましい未来をデザインする力】を日本のビジネ…

ENERGY(エネルギー) × Collaboration(コラボレーション)

前回のブログで、今日(1月25日)のイベント「ENERGY ×「 Future 」 ー 未来からのエネルギーデザイン ー」のことを書きました。 エネルギーってなんだろう? --わたしにとっての一つの答えは、人や物事を動かす力です。そして多くの場合、それは摩擦と熱伝導…

その後 : 私が活躍できる仕事をIBM社内で探しています

2週間前に書いた『私が活躍できる仕事をIBM社内で探しています』にはたくさんの反響をいただき、本当にありがとうございました! 想像よりはるかにたくさんの、新旧のそして社内外の友人たちからの応援メッセージに、たっぷりの多幸感を味わわせていただきま…

位置決める – ブック・オブ・フューチャーズ (Bespokeの『Book of Futures』日本語訳)

ビスポークの『Book of Futures』の日本語訳第5回は、第1のフェーズ[位置決める]の説明を訳していきます(第4回はこちら)。 位置決めフェーズにおいては、<テーマの定義>と<活動フィールドの定義>という2つのサブフェーズがあります。今回は、2つのサブフ…

デンマークの幸福な暮らしと働きかた(トークイベントのお知らせ: 4/27、5/16、5/23)

来週と来月、3つのコワーキング・スペースで開催されるイベントで、デンマーク視察旅行で体験してきたことや感じたことをお伝えする機会をいただきました。 ■ 4月27日(金) 3×3lab Future @千代田区大手町 さんさんネットワーキングvol.24〜デンマークの幸福…

信用と付加価値と共創 — デンマークのデザイン

デンマークでの学びを言語化しようシリーズ第4弾です。 前回はこちら: 一人じゃ学びも限定的だし、ヒュッゲも味わえやしない コペンハーゲンでは、コントラプンクト(Kontrapunkt Design House)という国際的なデザイン / ブランディング・エージェンシーを…

Noを突きつけろ - クリエイティビティーもポジティブさも後天性

デンマークでの学びを言語化しようシリーズ第2弾です。 前回はこちら: ロラン島の森の幼稚園と過激なまでの平等主義 〈先生、違うと思います。私はそう思いません> — この言葉こそが大切なのです。 私が生徒たちに常々言っている言葉があります。それは<Noを突きつけろ>とい</noを突きつけろ>…

パワー・オブ・ソフトスキル – Power of Soft Skills #2

ソフトスキルについて、頭の中にあることを書き出した<パワー・オブ・ソフトスキル - Power of Soft Skills #1>の続きです。 pachi.hatenablog.com IBMの社内セッションで話す<スキル・リーダーとしてみんなに伝えたいこと>を念頭に置いているので、ちょっ…

パワー・オブ・ソフトスキル - Power of Soft Skills #1

<ソフトスキル>についての社内パネル・ディスカッションに、パネリストとして参加することになりました。 当初の依頼は「12分くらいのショート・プレゼンを」だったので二つ返事(※1)でお受けしたのですが、いつの間にか60分のパネル・ディスカッションへと…

Fit for You - 働きやすさと働きがい

ちょっと前に受けた社内研修で、”Fit for You”というセルフ・アセスメントと、それを活用したリレーションシップやチーム・ビルディングについて学びました。 これが、とてもシンプルだけど「働きやすさと働きがい」「組織の価値観と自身の価値観」「エンゲ…

IBMのコラボレーション・ツールの変化 - 体験中心とAPIとAI

最近、IBM社内のオンライン・コラボレーションツールやその状況についてあまりブログには書いていませんでした。 そのせいもあってか、近ごろはいろいろな方にいろいろな場所で「パチさん、最近IBMではどんなツールでどんなコラボレーションを推進しているん…

コミュニケーション & コラボレーション・ツールの特性と得意分野

当記事は2014年8月にin the looopに寄稿したものですが、元記事が削除されましたので転載します。 突然ですが、昨日一日の仕事の一部を、一緒に振り返ってみませんか? コミュニケーションの相手と種類 昨日、仕事上いったいあなたはなん人とコミュニケーシ…

IBM事例に見る「社内ソーシャル」と「ソーシャルビジネス」の進め方

当記事は2014年2月にin the looopに寄稿したものですが、元記事が削除されましたので転載します。 最新の具体的な事例を知りたい 社内SNSの立ち上げを検討している方たち、そして推進方法に悩まれている方たちからの「方法や事例について教えて欲しい」とい…

原点回帰: 社内SNSを導入する目的と利点

当記事は2013年11月にin the looopに寄稿したものですが、元記事が削除されましたので転載します。 『国内企業の社内SNS利用率は16.5%、IDC Japanが調査』(2013年10月22日) この調査報告書が話題になったせいもあるのかもしれませんが、ここ最近、「社内SNS…

エンタープライズ・ソーシャルネットワークとは何か? - 8月1日のフェスティバルを前に

当記事は2013年7月にin the looopに寄稿したものですが、元記事が削除されましたので転載します。 8月1日(木)の夜、「エンタープライズソーシャル・フェスティバル 2013」が開催されますが、下記4人によるパネル・ディスカッションのモデラー、およびフェス…

エンタープライズソーシャルとビッグデータ

当記事は2013年5月にin the looopに寄稿したものですが、元記事が削除されましたので転載します。 エンタープライズソーシャルとビッグデータの関係 ここ1,2年で急速に(少なくともビジネス界隈では)市民権を得た言葉があります。「ビッグデータ」という言葉…

エンタープライズソーシャルは過去の成功体験上にあるのか?

当記事は2013年4月にin the looopに寄稿したものですが、元記事が削除されましたので転載します。 先週、エンタープライズソーシャルに関する興味深い調査と考察が米国Gartnerから発表されました。 『企業のソーシャル技術導入、成功率はわずか10%――ガート…

社内ポータルと社内ソーシャルの違い

最近何人かの方に「社内ポータルと社内ソーシャルの役割の違いは?」「社内ポータルがあるのに社内ソーシャルを持つ意味は?」という質問をいただきました。 「またその話か…」という方もいるのでしょうが、繰り返されるということはそれだけ多くの人が疑問に…

ワークライフとソーシャルコラボレーション

「ワーク・ライフ・インテグレーションのためのソーシャルツールってパチさん言うけど、結局私の生活の何を良くしてくれるんですか?」 「ソーシャルな働きかたって言うけど、どこからどうアプローチすればいいんですか?」 「新しい働きかたの実現とソーシャル…

あなたの生みだしている価値とは?

「人・モノ・コト」の新しいつながりを生みだしている コトを推進する際に、意見やアイデアが出やすい場を作っている 考えやアイデアをデジタル化してシェアしやすい形にして提供している 疑ったりからかったり背中を押したりして、従来の「ワク」にヒビを入…

丸ごとソーシャルなProVISION! - イノベーションを創出するソーシャル・コラボレーション

先月発刊されたIBMの機関紙『ProVISION』がおもしろいです。 No.89 イノベーションを創出するソーシャル・コラボレーションとテクノロジー 私も、社内で昨年IBM Verseがどのように40万ユーザーへとアジャイル展開されていったかを『「IBM Verse」の社内事例―…

新入社員向け社内ソーシャル研修から

社内ソーシャルツールの普及に伴い、新入社員向けの社内ソーシャル研修を実施している、あるいは実施しようと考えている企業は増えてきているんじゃないでしょうか。 ただ、インターネットで検索しても、まだまだオンラインには情報が少ないようです。 私は…

多様性あれこれ(イノベーションと礼拝とフォルトライン理論)

「コラボレーション」について、個人としてもお仕事としても年がら年中ずーっと考えているわけですが、そのすぐ近くに、というよりもほとんど重なっているかのように「多様性(ダイバーシティー)」というテーマがあります。 ここ数日、続けざまに「多様性」…

社内ソーシャル: 風土と場とメカニズムデザイン

昨日、ナレッジマネージメント学会のイベントでEGMフォーラムとしてパネル・ディスカッションをやったのですが、なかなかEGMフォーラム色の濃い、面白い場になったようです(「刺激的で楽しかった」という言葉を何人かに言っていただけたので、ここは額面通…

3月19日(土)の日本ナレッジ・マネジメント学会のイベントに参加します

3月19日に、日本ナレッジ・マネジメント学会という歴史あるアカデミックな団体の第19回年次大会があります。 そこでEGMフォーラムの仲間たちと「EGM(Employee Generated Media )の今後の展開と課題」というセッションをやることになりました。 以下、イベ…

不採択論文その4: 最終回 - 企業ソーシャルへの提言と課題

不採択論文シリーズ最終回です。これまでの3回は以下からご覧いただけます。 pachi.hatenablog.com pachi.hatenablog.com pachi.hatenablog.com 企業ソーシャルへの提言と課題 ■ 提言と課題 企業ソーシャルを本質的な目的と効果から考えていくと、そこで社員…

不採択論文その3: エンゲージメントを高める施策と事例

不採択論文シリーズ第3弾です。その1とその2はこちらから: pachi.hatenablog.com pachi.hatenablog.com エンゲージメントを高める施策と事例 ■ ゲームニクス理論とゲーミフィケーション 前回説明したパーソナル・ソーシャル・ダッシュボード(PSD)の最大の…

不採択論文その2: 企業ソーシャル効果測定の考え方

前回の「不採択論文その1: 企業ソーシャルがもたらす効果と課題点」の続きです。 pachi.hatenablog.com 企業ソーシャル効果測定の考え方 ■ 高価値の情報発信とエンゲージメント 前回は、企業ソーシャルの特性と導入目的、効果測定、そして課題についての基本…