Collaboration Energizer | #混ぜなきゃ危険 | 八木橋パチ

コラボレーション・エナジャイザーとは、コラボレーションの場を作り、場のエネルギーを高め、何かが生みだされることを支援する人

Watson IoTで活躍予定です - パチの新しい仕事

 

「わくわく」「どきどき」 — 「新しいチャレンジ」を語るときによく用いられるオノマトペです。

「ひやひや」 — 私パチの場合、そこにこれを足すと、自分ごととして語るのにちょうど良い感じがします。

 

わくわくどきどきひやひや。

IBMで新チームに加わり、新しいチャレンジがスタートしました。

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新しい環境で新しい役割を担うとなると、アウトプットやアウトカムが求められます。

ただ、アウトプットの質や量を決めるのって案外複雑で、有形無形のさまざまな要素が絡みあいますよね。

そしてどの要素がどれくらいの影響を及ぼすかは、人によってかなり違いがあります。

 

「何を当たり前のことをツラツラと書いているのだ」とそろそろ思われていそう…。

言いたいことは、私が仕事をする上では、チームにおける「居心地」がものすごく重要だってことです。

私にとってはそれこそがスターターでありエネルギーであって、幸福感をとても大きく左右するもので、アウトプットの質や量を変化させ、さらにそこからアウトカムにつなげようという意思を大きく変化させるものだからです。

(あくまでも「私の場合」です。が、働きかたにおいて重要視しているものが「自由・快適さ・幸福」だったり、「自律性・愛他性・環境」だったりする人はおそらく似た部分があるんじゃないでしょうか。)

 

そんな私は、新しいチームに加わる際には、いつもこんなことを意識しながら調整しようとしています。

  • 自分が持っているピースの中で、チームに欠けているものにハマりそうなのはどれか (チームの土台にきちんと足場を築けそうか)。
  • チームの好むプロセスと私の好むプロセスをうまく擦り合わせられそうか (無用な齟齬を発生させず、ご機嫌な関係をチームと築いていけそうか)。
  • チームの期待に十分応える価値やアウトプット/アウトカムを提供できそうか (チームの期待値と自分のそれを擦り合わせられそうか)。

これらを「わくわくどきどきひやひや」しながら調整しているって感じです。

 

ここまでだとあんまり「ひやひや」要素が伝わらないですね。

実は私、こう見えても案外「期待に応えなければ!」「最初に強いインパクトを出さねば!」というプレッシャーを、とりわけ新しいことを始める際に自分に与え過ぎてしまう傾向があるんです(そういう「働きかたの癖」みたいなものがここ数年でようやく分かってきました)。

そしてそれが上手くいかないと、焦ってギミックに走り過ぎたり、仕事に対する意識分配量を上げ過ぎてしまったり…。

 

要するに、自分らしさを忘れそうになったり、誤った自分らしさを出してしまったりっていう状態になりかねないってことです。

その辺りを気をつけて、こまめに自分自身を客観的に見直しながら進めるよう心がけています。で、見直すと「おっと危なかったな!」とひやりを発見することが少なくないんです。

だから、ひやひや。

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新しい仕事を始めるにあたっての最近の心情を整理することに力が入り過ぎて、今回メインで書こうと思っていたことがすっかり後回しになってしまいました。

お伝えしたかったのは、始めたばかりの新しい仕事が、ここまでのところいろいろありながらもまあ順調にきていますということ。そして、「私がこれから何をしようとしているか」と、それに合わせて「みんなにお願いしたいこと」です。

 

■ これから何をする予定か

Watson IoT(ワトソンアイオーティー)という事業部にジョインして、そこでマーケターっぽいことをやります。

流動的にやりながらどんどん変化していくと思いますが、私がこのチームで最終的にやりたいことは「IoT for Good」です。 IoTを活用して、世の中をよくしていこうという組織や人が集まって、変化を起こしていくことです。

 

ただ現実には、その大きな目標だけを見ていればいいわけではありません。

事業部全体として今必要と考えていること、そしてそれに対する私の認識やスタンスや手法の取り方などなど、たくさんの「違い」があります。

そこをきちんと認め、一歩ずつ進んでいく必要があります。自分の本質的な目的をしっかりと意識しながら。

 

しばらくの間は、そのエッセンスをオンラインコンテンツを注入していったり、そこにつながりそうな組織や人を巻き込んだイベントを企画したりしながら、持続的にそれに取り組める形に近づけるための行動をしていこうと考えています。

 

求めている未来に近づきたかったら、まずはそれを宣言したほうがいい。 実現させたかったら、どれだけ小さくていいから自分で試してみないとね。

 

■ みなさんにお願いしたいこと

Watson IoTという事業部は、「Watson」といういわゆるAI(データから価値を生み出すテクノロジー)と、IoTというあらゆるモノ・コトを対象としたインターネットを組み合わせて価値を生み出そうという部門です。

…と、書いたものの、もともと私はテクノロジーとの親和性が低いこともあり、具体的に何がどうやってどういう価値がどんな風に生み出されるのか、正直まだ理解できていません。

 

もっと言えば、AIやIoTが指し示す範囲がどこなのかもちゃんと分かっていません。

さらに筆を滑らせれば、その定義が今後どう発展していき、どんなインパクトが考えられそうかなどなど、私の頭では考えていてもなかなか見えてきません。

 

そんなわけで、皆さんが考えるAIとIoTが指す範囲や、今後どんなことが起きそうか、期待しているのか、いろいろ聞いて周りたいなと思っています。

そして、皆さんが思うAIとIoTのステキな関係の形や、世の中をよくしていく組織や人の話を教えていただきたいです。ご紹介していただきたいです。

 

さあ、何がどんな風につながって動いていくか。

そして本当に活躍できるのか?

 

わくわくどきどきひやひや。

Happy Collaboration!