Collaboration Energizer | #混ぜなきゃ危険 | 八木橋パチ

コラボレーション・エナジャイザーとは、コラボレーションの場を作り、場のエネルギーを高め、何かが生みだされることを支援する人

シチュエート(Situate)とスコープホイール | フューチャーズ・デザイン with Bespoke

ここでは、シグナルのスキャンの前に、最初に行うべきシチュエート(Situate)について説明します。

 

シグナルのスキャンを行う前に、シチュエートフェーズで活動の対象と活動フィールドを定義し、自分たちの立ち位置を把握してリサーチの範囲を決めます。

未来を描き出す上で何を理解しておくべきかを明確にし、私たちが知るべきことがどの範囲となるのかを、スコープホイールを用いて解明し限定していきます。

なお、「理解」には種類があります。

 

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ポリマスとトレンド | フューチャーズ・デザイン with Bespoke

私たちは現代のポリマス(Polymath: 博学者)になるべきです。

ポリマスとは、博学者で知識の統合者です。世界には潤沢な知識やノウハウが存在していますが、それらをどのように適切に扱い、どのように掛け合わせればいいのかは分かっていません。

レオナルド・ダ・ヴィンチキュリー夫人イーロン・マスクスティーブ・ジョブズ…。歴史に残る偉大なイノベーターたちの多くはポリマスです。

異なる領域の専門知識を持ち、それらを別の特定領域に持ち込み、組み合わせて新結合を生みだします。

 

重要なのは、個人としてだけではなく、ビジネスを行う企業として、組織として、 ポリマスになることです。ポリマスへの道を実践していくことです。

銀行という企業であれば、豊富な金融知識があるでしょう。ただこれからは、銀行だけではなくIT企業にもなる必要があります。あらゆる企業は、今後自分たちをポリマスとして再定義していくでしょう。

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デザイン思考と戦略的未来洞察 | フューチャーズ・デザイン with Bespoke

これが僕たちBespokeが何年もの経験を通じて作り出し、使用しているフレームワークです。

4つのフェーズから成りたっています。プロジェクトによってはその組み合わせを変更することもあります。

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原則と中心的スキル | フューチャーズ・デザイン with Bespoke

フューチャーズデザインとは、未来を見つめ、そこから現在の戦略を作り上げて未来へのシナリオ開発に用い、行動につなげていくことです。

僕らビスポークは、未来を予測することはできないと考えています。ですから僕らのビジネスも、未来予測ではありません。

多くの人びとが、未来を直線上の先にあるものとして捉えてしまったり、目の前のデータに囚われ過ぎて、未来を予測してしまいます。

でも実際は、私たちは未来を知らないのです。私たちはもっと広範に世界を知る必要があります。

世界のどこでどんなシグナルが発生し、誰がどのようなアクションを取っているか。業界やセクターあるいは国家で、どんなきざしが 芽生えているのかを。

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パチの「Hogan Personality Inventory (HPI: ブライトサイド)」分析 | ホーガンアセスメント

  •  その人の通常状態における「ブライトサイド」を説明するのがHPI
  •  エグゼクティブサマリー | 「パチあるある」のA面とB面
  •  ブライトサイド主要7スケールのスコア
  •   4つのスケールをピックアップ
    •  86 好奇心 | 経験や考え方に対する好奇心、創造性、寛容さを予測します。
    •  70 社交性 | 社会的交流について、その頻度と多様性への関心の高さを予測しています。
    •  26 学習方法 | その人の学習スタイルまたは新たな知識を獲得するための好ましい方法を予測します。
    •  16 慎重性 | 自制心、誠実さ、仕事における倫理感について予測します。

 

 その人の通常状態における「ブライトサイド」を説明するのがHPI

通常状態でのパーソナリティを説明するホーガンアセスメントが「HPI(Hogan Personality Inventory)」です。

下記7つの主要スケールを用いて、ストレスのコントロール方法、周囲との接し方、仕事のアプローチの仕方、問題解決の方法などの仕事上のパフォーマンスを説明します。

 

  • 適応性 | 落ち着きがあり、自信に満ちている。プレッシャー下でも安定している。
  • 大望野心 | イニシアチブをとり、競争を好む。指導的な役割を求める。
  • 社交性 | 外交的、社交的で、社会的な交流を必要とする。
  • 対人的感受性 | 臨機応変に機転を利かせる。他者の感情を理解する。他者との関係を維持できる。
  • 慎重性 | 自制がきき、責任感が強く、誠実。
  • 好奇心 | 創造的で好奇心が旺盛、独創的。
  • 学習方法 | 成果達成型で、新たな技術やビジネスに関する知識やスキルに明るい。

 

そしてこの7スケールのスコアの高低は、以下の傾向を意味しています。

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パチの「インサイド(ドライバー/MPVI)」分析 | ホーガンアセスメント

  •  大嫌いだった「本当のおれ」を人に知られるってこと
  •  MVPIのスケールと、その高低が表す傾向
  •  パチの(インサイド) ドライバー | …快楽志向、審美性、認知要求 … 友好性、営利志向、安全欲求…
  •  ライフスタイル、信念、職業的嗜好、嫌悪、好ましい相手
    • 認知欲求
    • 快楽志向
    • 友好性
    • 安全欲求
    • 営利志向
    • 審美性
  •  エグゼクティブサマリーからいくつか

 

 大嫌いだった「本当のおれ」を人に知られるってこと

前回の パチの「ディレイラー」分析では、プレッシャー下や油断しまくっているときにパチが取ってしまう傾向のある行動分析をご紹介しました。

「プレッシャー下や油断しまくっているとき」というのは、つまりいいカッコできていないときだったり、見せたい自分じゃない自分が出てしまっているときということです。ようするに「素」、「地」が出ちゃっているってこと。

 

…昔はそんなこと、想像するのも恐ろしかったんだよね。絶対に避けたいことだった。

なぜなら、おれが大嫌いだった「本当のおれ」を人に知られるってことだったから。おれは「見せたい自分」としておれが取り繕った自分は好きだったけど、その内側にあるものは見せたくなかった。一部の、本当の本当に「見せてもいい」と思える人以外には。

(そしてその人たちには「パチのサイテーなところを見たけど、まあそれでも許せるよ」って言って欲しかった。)

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パチの「ディレイラー」分析 | ホーガンアセスメント

  • Hogan Assessments(ホーガンアセスメント)とは
  • ディレイラー項目一覧
  • 八木橋パチのディレイラー(ダークサイド)分析結果
  • 顕著なディレイラーの詳細
    • 91 想像を好む
    • 90 無謀な
    • 89 多彩な
    • 14 懐疑的
    • 10 忠実な
    • 4   勤勉な
  • エグゼクティブサマリーからいくつか

 

Hogan Assessments(ホーガンアセスメント)とは

価値観や強み・弱み、プレッシャー下における行動傾向などを測定・診断する「働く成人向け」のツールです。

56ヵ国49の言語でタレントマネジメントに活用されており、3種のレポート*を組み合わせた多角的な分析を適切に用いることで、深い気づきと内省を促進し、正確な自己認識に基づく行動変容を促すものとなっています。

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好奇心と余白とアライ | #混ぜなきゃ危険 @WORK MILLのふり返り

最近すっかり連載のペースが落ちちゃっているWORK MILLの「八木橋パチの #混ぜなきゃ危険」。

その理由はシンプルで「なにか意義深いことを書こう」と気負っているからです。なーにカッコつけてんだ。なんぼのもんじゃい。

 

と言うことで、書き方を忘れかけてきているので、ここ3回の内容を反芻することにしました。

 

workmill.jp

コペンハーゲンでのBespoke(ビスポーク)との出会いについて書いています。

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多様な働き方を日常に ─「おれの WORK GOOD」・八木橋パチ(Collaboration Energizer)

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多様な働き方を日常に ─「おれの WORK GOOD」・八木橋パチ

 

多様な働き方を“日常”に。

自分らしい働き方「WORK GOOD」をつくりだすためのヒントを提供するWebマガジン「WORK MILL」。そこで連載されている「それぞれのWORK GOOD」を見ていたら、自分のそれを考えたくなりました。

 

  • あなたにとっての「WORK GOOD(自分らしい働き方)」とは?
  • 「WORK GOOD」実現のために、日々 心掛けていることは?
  • あなたの「働きがい」は?

 

という3つの問いを通して、おれの「WORK GOOD」に迫ります。

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ぱちはらダイアログ41〜45

まずはここ5回のゲストの皆さまに、大きな感謝を!!

北村ニールセン朋子さん & 我有才怜さん
関治之さん
柳澤史樹さん & 柳澤円さん
上仲俊輔さん
別木萌果さん

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幸福度を下げないように(おれの場合

年が変わってすでに1/10以上過ぎました。

「しなくちゃいけないモノゴト」が目の前にたくさん並んだけれど、どこからどう手を付ければいいのかぐちゃぐちゃで、結局そのまんまになっていて実践が進まない…。そんな感覚があります。

こういう感覚が続くと、幸福度が下がるんだよね、おれの場合。

焦ってもしょうがないけれど、なんかの形でアウトプットをしていないと、なんだか落ち着かない。そして考え過ぎは性に合わない…。そんな感じ。

 

こういうときの対処法は、おれの場合は手を動かすこと。

ここに、去年あるインタビューを受ける前に「頭の整理に」と、書き残したメモがある。

よし。今日はそれを上書きしてみようじゃないか。

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−− どんなビジョンをお持ちですか?

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2021年の読書ざっくり振り返り

 

2021年に読んだ本は90冊でした。ここ数年、四捨五入すると90冊台で一定していますね。

来年は100冊は読みたいなー。って、これも毎年言ってる気がする。もちろん、冊数が大事ってことじゃないのはわかっているけれど、それにしてもこれでは「出会い」の確率(の母数)が低すぎます。

ともあれ、今年読んだ中での「出会い」をつらつらとピックアップしていきます。
今年も例年同様「あくまでも2021年におれが読んだ本」であり、出版年度は関係ありません。


『雨夜の星たち』 寺地 はるな 著

寺地はるなさんは、おれの1番好きな作家さんです。今年も何冊も読めて嬉しかった。

みんなだめですよ。あなたもわたしも、生きている人はだいたいだめです。

 

『ふだんづかいの倫理学』 平尾 昌宏 著

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