Bespoke
Threshold ≒ しきい値 ≒ 境目となる値。何かが変わる分岐点。そのギリギリのところ。 前回の『しきい値の美とテセウスの船とフューチャーズデザイン。』に続き、いよいよニックが『The Beauty Of Thresholds.』に書いたオープンな問いへ、ルースエンドへと分…
Threshold ≒ しきい値 ≒ 境目となる値。何かが変わる分岐点。そのギリギリのところ。人によって、最初に頭に浮かぶものがかなり違う言葉ではないだろうか。 ・ 水が氷に、あるいは水蒸気に変わっていくような、そんな物質変化や化学変化を頭に浮かべるヒト。…
今日から3カ月ぶりのFutures Design Workshopがスタートします。 気合いを入れなおすために、なぜ今Bespoke流の<Futures Design>が必要なのかを書き出してみました。 未来志向 現在の「市民・生活者」を中心に据え過ぎると、「未来の市民・生活者」が置いてきぼりにされてし</futures>…
去年一昨年と、春〜夏にかけてコペンハーゲンからBespokeに来日してもらい、フューチャーズデザインのワークショップを一緒にやっていたのですが、今年はコロナもあってそうもいかず…。 とは言え、いつまでも状況の変化をただただ待ち続けてはいられません…
先週は丸3日にわたりBespokeの「フューチャーズデザイン・ワークショップ」の通訳&ファシリテーションをやりました。 受講者としてだったり通訳としてだったりワークショップデザイナーとしてだったり。いろんな立場でフューチャーズデザインに関わりコンテ…
北欧のクリエイティブ専門ウェブマガジンのN WINDに掲載された、Bespokeのファウンダーのニックとルネへのインタビューの日本語訳、今回が最終回となります。 最後に、Bespokeのマニフェストから6つを日英併記で掲載しました。 すべての好ましい未来を作り…
Bespokeファウンダーのニックとルネへのインタビュー第4弾です。 オリジナルは、北欧のクリエイティブ専門ウェブマガジンのN WINDに掲載されています。 今回の記事を訳していて、今年の3月に彼らのオフィスで「共通言語を作る儀式」をやったときのことがく…
Bespokeのファウンダーのニックとルネへのインタビュー第3弾です。 「BespokeがBespokeとなっていく過程」を北欧のクリエイティブ専門ウェブマガジンのN WINDに語ったものを日本語訳しました。 すべての好ましい未来を作りだそうというフューチャーデザイナ…
北欧のクリエイティブ専門ウェブマガジンのN WINDに掲載されている、Bespokeのファウンダーのニックとルネへのインタビュー第2弾です)。 先日の第1弾はイントロダクション的でしたが、今回はじっくりと2人の言葉を、すべての好ましい未来を作りだそうとい…
少々前なのですが、コペンハーゲンの戦略デザインファームBespoke社の本『Book of Futures』の日本語版『フューチャーデザイナー・ブック - 未来を創る方法論と実践方法 -』が、Amazonで発売開始されました。 今回、私は翻訳をさせていただきました。 (黒…
登壇したイベントのレポート記事2件を、記念がてらブログに書いておきます。 まずはこちら。 デンマーク発の「未来を自ら創造する」デザイン思考。ありたい未来に向けた課題解決を デンマークのデザイン会社Bespokeのニックとアンドレアスを招いたミートア…
デンマークの大切な仲間「Bespoke(ビスポーク)」からニックとアンドレアスの2人を招いて、フューチャーデザインに興味を持っている人たちとのミートアップイベントを4月17日に開催しました。 デンマーク流【望ましい未来をデザインする力】を日本のビジネ…
皆さんは「会話と対話」のどちらがより価値があるものだと、あるいはより優れていると思いますか? なんとなくですが、私の周りでは「対話の方が会話より深いものであり、より価値の高いものである」って感じで捉えている人がとりわけ多そうな気がします。 …
ウィー・アー・オール・フューチャーデザイナーズ! Book of Futures日本語訳シリーズ、いよいよ感動(?)のファイナルです。 Iterate 反復する Summarizing the future design framework フューチャーデザインフレームワークのまとめ Situate Define subjec…
第8回[感知する]のオープニングは、インテリゴというキノコを消化して学ぶインスタレーションの紹介からスタートします。 なお、Book of futuresの日本語版はAmazonにて限定発売中です。 sense integrate signals ・ articulate insights Six shiny pillars …
第2フェーズの途中では、ウサギ穴へ飛び込むことの大切さについて書かれています。長さの関係から今回は日本語訳していませんが、大意はこんな感じです。 『不思議の国のアリス』で、アリスが未踏の地に辿り着けたのはウサギを追いかけたからこそです。 シ…
第2フェーズの[探索する]は、1989年のニューヨークでのストーリーからスタートします。 ただ、そのストーリーは以前、私がコペンハーゲンでフューチャーデザインを体験したときにブログに書いているので、そちらでご確認ください。 文化のデザインとは未来…
ビスポークの『Book of Futures』の日本語訳第5回は、第1のフェーズ[位置決める]の説明を訳していきます(第4回はこちら)。 位置決めフェーズにおいては、<テーマの定義>と<活動フィールドの定義>という2つのサブフェーズがあります。今回は、2つのサブフ…
フューチャーデザイナーたちへ、未来への航海に役立つ道具を紹介しているビスポーク(Bespoke)社の本『Book of Futures』の日本語訳第3回をお届けします(第2回はこちら)。 Future design framework The futures design framework in this book offers fu…
未来をデザインする手法、考え方、ツール、物語、マインドセット、方法論が書かれたビスポーク(Bespoke)社の本『Book of Futures』の日本語訳第2回をお届けします(第1回はこちら)。 the future is now It seems today that the future of everything is…
今回から、未来をデザインする手法が書かれたビスポーク(Bespoke)社の本『Book of Futures』の日本語訳を、何回かにわたってお送りします。 この本は、現在はビスポークのフューチャーデザイン・ワークショップへの参加者にプレゼントされています。 私も…
デンマークから来日したBespoke(ビスポーク)社の、2日間にわたるフューチャーデザイン・ワークショップの通訳をやりました。 今年2月のコペンハーゲンでは、参加者として「MUJIの未来」を考えるワークショップに加わりましたが、今回はワークショップ通訳…
デンマークでの学びを言語化しようシリーズ第5弾です。この形式で書くのは今回が最後となります。 前回はこちら: 信用と付加価値と共創 — デンマークのデザイン 帰国前日の実質的な最終日に、世界中から注目を集めているコペンハーゲンのフューチャーデザイ…