Collaboration Energizer | #混ぜなきゃ危険 | 八木橋パチ

コラボレーション・エナジャイザーとは、コラボレーションの場を作り、場のエネルギーを高め、何かが生みだされることを支援する人

ダイバーシティー

ぱちはらダイアログ11〜15

「民主主義」をメインテーマの1つに掲げて打ち合わせなしでトークする「ぱちはらダイアログ」も早いもので先日15回目を終えました。楽しいものは続くもんですなぁ。 第11回から「ゲストは女性」というシバリを取っ払いました。そして人数も2人になったり、ま…

ぱちはらダイアログ6〜10

台本・構成一切なし。ルールは「民主主義」をメインテーマをとすることだけ。それが「ぱちはらダイアログ」です。早いもので、昨日が第10回でした。 第5回を終えたときに1度まとめブログを書いたように、今回は第6〜10回を振り返る…というか、そのおれ的ポ…

ぱちはらダイアログ1〜5

2人でブロードキャスティングやんない? テーマ決めてゲスト呼んでダイアログして、ライブ配信しながら質問も受け付けたりしてさ。 いい年したおっさんが2人で言いたことを言うだけじゃなくてさ、「分かってないなぁおじさんたち。あのですね…」って教えてく…

デモクラシーという満員電車。多様性という通勤快速。

デモクラシーは満員電車に似ている。本当は、便利だし快適だったはずなのに、みんながどんどんとそれに乗りこんできたら、なんだかどんどん息苦しくなって、今じゃすっかり疲弊した嫌われ者。。。 それ自体の価値は変わっていないはずなのに、状況や環境が…

状況と役割と関係性。あるいは偏見とイマーシブとインプロ。

「スマホによって、人は退屈さや居心地の悪さというものに対する耐性を(ますます)失った」という話は数年前からちょこちょこ耳にする話。それはおそらく真実だろう。自分のことを考えても、エレベーターを待っている間とか、スマホをいじっていることも少…

LGBT+とアライ - 自分自身でいるために。

「もっと多くの人に、LGBT+ってあなたの周りに普通にいるし、普通に過ごしているんだってことを知ってほしいです。そのための手助けをしてもらえたら嬉しいなって思っています」 — この言葉を聞いた瞬間に、「そうだ。ブログに書こう!」と強く思いました。 …

本物のリーダーシップとマインドセット(『女性が管理職になったら読む本』読書メモ)

『「キャリア」と「自分らしさ」を両立させる方法』という書名の本と『女性が管理職になったら読む本』という書名の本と、あなたが気になるのはどっちですか? それでは、気になるだけじゃなくて、実際に手に取って読んでみようと思うのはどちらですか? 数カ…

『下り坂をそろそろと下る』を読みました - 嫌韓と新幹線と標準

この本、平田さんの「四国論」であり、「日本論」であり、「司馬遼太郎論」でもあるのです。 -- 『琥珀色の戯言』 : [本]【読書感想】下り坂をそろそろと下る より 『下り坂をそろそろと下る』というすばらしい本を読み終え、紹介ブログを書こうと思って皆…

セミナーレポ:「働き方」の選択肢をつくる - リモートワークの今とこれから

IBMの箱崎本社で"「働き方」の選択肢をつくる ~これからの経営課題に向き合い、イノベーションにつなげるために~"というセミナーに参加してきました。 さまざまなWebメディアで取り上げられている、リクルートホールディングスさんの「働き方変革プロジェ…

無意識のバイアス研修に参加しました - ダメパチ撲滅協力のお願い

昨日、IBM社内の「職場における無意識のバイアス(Unconscious Bias in the Workplace)」という集合研修に参加しました。なかなか多くの気づきがありました。 「無意識のバイアス」に関する情報や、企業が実施している研修を紹介するコンテンツはウェブ上にた…

ダイバーシティーが育たない本質はそういうことなんじゃないかな

ダイバーシティーに関するとてもすてきなブログを読みました。 ダイバーシティの本質はそういうことじゃないんじゃないかな ネット上でも話題になっていたので、ダイバーシティーや職場環境などのテーマに興味を持っている人の中には、読んだ人も多いんじゃ…

自分らしい働きかた - リモートワークジャーニー@東京レポ

『リモートワークジャーニー@東京』に参加してきました。 「リモートワーク?」 という方に説明すると、私の理解では(解釈に多少の個人差はあると思いますが)リモートワークとは、「働く場所をオフィスに限定しない働きかたのことで、毎日決められた時間に決…

多様性あれこれ(イノベーションと礼拝とフォルトライン理論)

「コラボレーション」について、個人としてもお仕事としても年がら年中ずーっと考えているわけですが、そのすぐ近くに、というよりもほとんど重なっているかのように「多様性(ダイバーシティー)」というテーマがあります。 ここ数日、続けざまに「多様性」…

『チームのことだけ、考えた。』を読みました - 額面上の多様性とお試し制度

私は、サイボウズという会社のファンです。 より正確には、サイボウズのオリジナリティーに溢れた人事制度のファンです。 「6年間育児休業」とか「ウルトラワーク制度」「育自分休暇制度」などなど、いろ世間でも話題になったので知っている人も多いと思いま…

『異文化理解力』読書メモ: 日本と中国とアメリカとドイツ

問1:「生まれ育った国で人を判断するステレオタイプは、人間の個性を冒涜するものである」 問2:「日本は特別な国であり、日本人は特別な人種である」 仲間に借りた『異文化理解力 -- 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養』という本を読んで…

目が覚めると牛になっていたのでまた反芻した

夜更けに目を覚ますと、牛になっていた。 顔に手をやったら、鼻に輪っかが付いていた。耳には札が付いていた。胸にはベルが付いていた。 なんだこれっ? とびっくりして声を上げたら、モーッモォォォー! って太い声が出てきた。 よだれがでろーんって、水たま…

社内ソーシャルを支える仮説たち

社内ソーシャルとは哲学なのではないか。という仮説を立てています。 「社員は力を発揮できる機会を常に求めている」という原理原則の上で導入され運営されてこそ、本来の力を100パーセント発揮するものではないか。という仮説を立てています。 「社員は、…

あしたのコミュニティー: ダンバーと共有脳の向こう側

今回の『あしたのコミュニティー: ダンバーと共有脳の向こう側』で、最近の2エントリー『グループとチームとコミュニティーの違い』と『今、求められている理想のコミュニティー』と併せてコミュニティー3部作となったシリーズもひとまず最終回です。 今回…

IBMのソーシャルシフト@立教大学

昨年11月に続き、今年も立教大学の「経営情報論」で90分の講義をさせていただくこととなりました! 今回は昨年よりこじんまりと、参加予定の生徒さんは100名以下とのことです。 去年の体験は自分にとっていろいろと刺激的だったので、今年もこうした機会をい…

ライフネット生命 出口治明さんの講演: ビジネスパーソンこそ、仕事で成長できる

『生きることは「世界経営計画のサブシステム」であるべきです。つまり「この世界をどのように理解し、どこを変えたいと思い、自分はどの部分を受け持つか」ということだと、僕は思います。』 --ライフネット生命保険 社長の出口治明(でぐち はるあき)さん…

一見同質化力 vs 個の異質性

前にも『多様性という名のオブラート』というエントリーで、「多様性が大事って言うけど、都合よく他人事として発せられていないか」「多様性が大事ってことは、異質性を発揮すべき」ということを書きましたが、今回改めて「多様性」について感じていること…

「好きな自分」になれるように。「好きな自分」でいられるように。

昨日(5/14)は、明治学院大学で開催された「セクシュアルマイノリティを理解する週間」の記念シンポジウムに行ってきました。 全編参加したかったですが、ちょっと用事もあり後半の「企業の中のLGBT」という分科会だけの参加となってしまったのですが、い…

ワーク・ライフ・インテグレーションって、お金から想いへって話だと思う

ちょっと、ここ数日ブログ書きたい書きたいと思いながら時間を作り出せずにいたんですが、ようやく時間が取れたと思ったら、ハテ、どうやって書いたらいいか…。 3日前の26日、とある会合で「ワーク・ライフ・インテグレーション(Work Life Integration)」につ…

多様性という名のオブラート

ここ数年、「多様性が大切」という言葉を頻繁に耳にするようになりました。特にここ1,2年は顕著な気がします。 私自身も多様性が間違いなく大切だと思っていますし、多様性がもたらす多数のアドバンテージについては、何もわざわざココに挙げる必要すらない…