Collaboration Energizer | #混ぜなきゃ危険 | 八木橋パチ

コラボレーション・エナジャイザーとは、コラボレーションの場を作り、場のエネルギーを高め、何かが生みだされることを支援する人

イノベーション

セミナーレポ:「働き方」の選択肢をつくる - リモートワークの今とこれから

IBMの箱崎本社で"「働き方」の選択肢をつくる ~これからの経営課題に向き合い、イノベーションにつなげるために~"というセミナーに参加してきました。 さまざまなWebメディアで取り上げられている、リクルートホールディングスさんの「働き方変革プロジェ…

丸ごとソーシャルなProVISION! - イノベーションを創出するソーシャル・コラボレーション

先月発刊されたIBMの機関紙『ProVISION』がおもしろいです。 No.89 イノベーションを創出するソーシャル・コラボレーションとテクノロジー 私も、社内で昨年IBM Verseがどのように40万ユーザーへとアジャイル展開されていったかを『「IBM Verse」の社内事例―…

優秀な営業マンは門前払いを受ける - 嫌われる勇気と弱者の好物

EGMフォーラムの夜は、いつも以上に五感が揺さぶられます。 反射的にポンっと出てきた、あるいはズルズルと自分の中から出てきた言葉は、いつもより本能的になっていて、自分自身に驚くようなことも。 先日のEGMフォーラムの定例会でも「あちらこちら」へと…

コミュニティー運営グルグル

一昨日は、いろいろな場所でコミュニティーの「在りかた」に触れ、それぞれの違いにインスパイアされまくった1日でした。 なんだかとても特別な「流れ」を感じる日だったので、いまだ頭に渦巻き続ける「思考の芽」みたいなことを書きだしておきます。 ■ 1日…

多様性あれこれ(イノベーションと礼拝とフォルトライン理論)

「コラボレーション」について、個人としてもお仕事としても年がら年中ずーっと考えているわけですが、そのすぐ近くに、というよりもほとんど重なっているかのように「多様性(ダイバーシティー)」というテーマがあります。 ここ数日、続けざまに「多様性」…

オープン・コラボレーションとクローズ・コラボレーション

企業のコラボレーションにもいろいろあって、1企業内に閉じた「クローズ・コラボレーション」もあれば、「オープン・コラボレーション」と呼ばれる複数の企業やNGO、行政とのコラボレーションをベースにしたものもあります。 さらに「オープン・コラボレーシ…

3月19日(土)の日本ナレッジ・マネジメント学会のイベントに参加します

3月19日に、日本ナレッジ・マネジメント学会という歴史あるアカデミックな団体の第19回年次大会があります。 そこでEGMフォーラムの仲間たちと「EGM(Employee Generated Media )の今後の展開と課題」というセッションをやることになりました。 以下、イベ…

大巨人と王子

昨年末にさまざまな物語を紹介している本を読んだのですが、その中にとてもおもしろい民話が載っていました。 本の中では著者がアレンジしたバージョンとして紹介されていたのですが、元々の物語(とはいえ原作者不詳なのですが)はどんなものなんだろうと気…

Generation D (データ活用先進企業)

『考え方に賛同することと、その考え方を実践することはまったく別』 --ほとんどの人が「データとアナリティクスでビジネスを変革できる」と考えているのに、実践しているのは20%に過ぎないそうです。 そして、従来型のデータソースに加えて先進的なデータソ…

ソーシャル・ビジネス憲章 (アルファ版)

ソーシャル・ビジネスとは、ソーシャルにビジネスを実践していこうという文化である。 そこにはソーシャルにビジネスを実践していこうという考え方や行動様式、それを有効に使うための制度、そして必要に合わせて進化していくソーシャル・テクノロジーを含ん…

レポート: イノベーションの条件

世界でもっとも重要な政治経済紙と言われている『エコノミスト』誌のリサーチ部門、英Economist Intelligence UnitとIBMが共同実施した調査レポート『Innovating Japan: Reigniting the giant』の日本語版『イノベーションの条件』がPDFで発行されました。 …

野鴨の精神とこがも保育園

「96時間にわたる"Client Experience Jam"を通じ、9つのIBM社員の行動規範が作られました。そしてその行動規範に見合う活動をしている社員に、"BlueThx"と呼ばれる感謝状を社内ソーシャル上で送り合えるようになっているんです。」 こんな解説(※)と共に下記…

働き方のムーンショットとロングテール - Google Atmosphere Tokyo 2015レポ

先週、Googleのビジネス向けイベント「Google Atmosphere Tokyo 2015」にちょっとだけお邪魔してきました。 参加したセッションは2つで、1つ目が『【働き方】Google 流!社内 SNS 、会議のあり方から働き方の多様性まで、イノベーションを加速するためのコラ…

偽の合意効果と会社とコミュニティーの5つの仮説

「仮定」とか「仮説」とかって言葉を見聞きしたとき、脳がどういうモードになるかって、その時その時でかなり違うものですね。 例えば、上のツイッターに書いたように「よし崩してやろう」という感じで、仮定や仮説が成り立つ条件をチェックする検証思考モ…

『ウェブとはすなわち現実世界の未来図である』を読みました - さあ、どんな図を描こうか?

ぬかった…。ぬかり過ぎた…。 先日読書メモブログを書いた『『ITビジネスの原理』に続き、こんなステキな本を半年以上読まずにいたとは…。 インターネットは、ネット社会とリアル社会の間で、テクノロジーと人間の間で、文字通り「インター」としてつなげて…

遠近法で描かれた森へ - 「魔王のテーブルのその上で」にて

デザインそのものをリフレーミングする全6回シリーズを開始! デザインをしていない人など、現代には存在しません。しかも、常に誰もが知らず知らずのうちにデザインし続けている状態で、デザインすることから逃れる術がないわけです。 (…)新しいデザインの…

ワイルドサイドを歩け - EGMサミット2014 Summer

日本中がギリシャ戦との引き分けでもやもやとしていた6月30日、丸の内の3×3labo(さんさんらぼ)でEGMサミット2014 Summerが開催されました。 EGMフォーラムというコミュニティーが主催するオープンなイベントが「EGMサミット」で、年に1,2回、毎回新しい趣向…

ダイバーシティときび団子とシャープな人材要件

「ダイバーシティ経営へ向けた日本企業の次の一手とは?」 こういう問いを投げかけられたとき、自分ごととして捉えられる人って、どれだけいるんでしょうか? 結構たくさんいるのかな。それともごくごく少数の人たちだけ? □ 昨日(6月11日)、コクヨさんの品…

『グロースハッカー』を読みました - 制約とはスーパーキノコである

昨年あたりからバズワード的にあちこちで目に耳にするようになった「グロースハッカー」という言葉。 一度ちゃんと理解しておきたいと思って手に取ったのが『グロースハッカー』という本です。 結果、自分がこれまでやってきたことや、今やっている仕事を再…

経験は裏切るし若い頃の苦労は買わなくていいし嘘つきはクリエーターのはじまりだ

わりとカチッとしたのを3回も続けて書いたもので、ユルいの、というかフツフツと日常的に頭に湧き出てきていることを書きたくなりました。 というわけでサラっと。 ■経験は裏切るし流した汗は嘘をつく 苦労して学んだことや努力して身につけたものが、役に立…

フューチャーセッションに参加してきたよ

■フューチャーセッションってなに? ちょっと時間が経ってしまいましたが、2月18日にシブヤ大学さんの授業の一つとして開催されたフューチャーセッション『自分ゴトのまちづくりの未来 ~まちづくり×フューチャーセッション~』に参加してきました。 (あ、「…

透明性と対話とイノベーション : 世界4100人のCxOより

70もの国や地域から約4,100人の経営層(CxO)の方々への対面インタビューを通じて得たデータをベースにまとめられたホワイトペーパー 『The Customer-acivated Enterprise 顧客価値の共創』 が発行されました。 以前『キーワードは「つながり」- 世界のCEO 1,7…

8対2的読書メモ - 『ワーク・シフト』

『ワーク・シフト』というタイトルから明白ですが、仕事/働くことをテーマにした本の読書メモです。 でもね、表面的な仕事の話が書かれているだけの本じゃないです。 というか、働くことって多くの人間にとって長時間長期間にわたり日々併走するものじゃな…

ポジティブさとクリエイティビティ

今年も残すところあとわずか。 あまりに定番過ぎて書くのもちょっとはばかられるんですが、やっぱり「年をとると一年を早く感じる」ものなんでしょうか? なんか今年はとりわけあっという間だったような気がします。 実は、先週いっぱいで一応の仕事納めをさ…

ティナ・シーリグさんのイノベーション・エンジン講義に参加しました

昨日は、NECさんの「C&Cユーザーフォーラム」にお邪魔し、ティナ・シーリグさん(知らない人は少ないだろうとは思うけど、はたしてどうやって紹介するのが適切なのだろう? ベストセラー『20歳のときに知っておきたかったこと』の著者? NHKの『スタンフォード…

立教大学で授業をすることになりました

今日の午後は立教大学 池袋キャンパスの「経営情報論」の授業で、「社内外をつなぐSNSとイノベーション」というタイトルで90分、ゲストスピーカーとして講師をやらせていただくことになりました。 まずは、こんなスペシャルな機会をいただいた富士通総研の浜…

広義のEGMと狭義のEGM。あるいは対面しばりとオンラインしばり。

先日のエントリーで「広義のEGMと狭義のEGMについてはまた今度」と書いたので、早速今回取り上げてみようと思います。 事前にお断りしておきますが、今日のPachiはちょっと理屈っぽいかも(「いつもでしょ!」というツッコミは認めません)。 まずは、広義・狭…

動画で見るIBMのCEPIモデル

3週間ほど前に『ナレッジマネージメントの「SECIモデル」と社内SNSの「CEPI」モデル』というタイトルで、「SECIモデル」の産みの親としても著名な野中郁次郎さんの勉強会に参加するという話を書きました。 その後、「野中先生はなんて言ってた?」とちょくち…

NECさんの研究所で講演会をやることになりました

突然ですが、3月29日の午後、川崎の武蔵小杉にあるNECさんの研究所(玉川事業場)にて講演会をやることになりました。 「講演会」という固い言葉の響きと私、Pachi…。そして、「研究所」という固い言葉の響きとPachi…。 どちらも、我ながらびっくりするくらい…

『スイッチ』入りました!

最近なんだか「読書感想ブログ」化している気もするけど…。 今回もまたインスピレーションを受けた本の話です。 『「変われない」を変える方法 スイッチ!』 チップ・ハース 著 / ダン・ハース 著 / 千葉敏生 訳 スイッチ! ──「変われない」を変える方法 (ハ…